じじぃの「科学夜話・天の川銀河・太陽系はどれくらい公転しているのか?3分間のすごい世界」

Project Daedalus: Our 1970s mission to the stars

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XJdnoNr9oRU

Daedalus spacecraft


光速の20%で宇宙船をアルファ・ケンタウリに送りこむ「ブレイクスルー・スターショット」計画の技術的課題とは?

2021年07月11日 GIGAZINE
人類最速の宇宙船でさえ、地球から最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)に到達するには何千年もの時間がかかるため、人間の乗組員は生きている間に到着を迎えることができません。
そんなケンタウルス座アルファ星におよそ20年で到着することを目指す「ブレイクスルー・スターショット」計画を実現するための技術的課題の解決策を、オーストラリア国立大学の研究チームが発表しています。
https://gigazine.net/news/20210711-breakthrough-starshot-photonic-solution/

『たった3分間のすごい世界――美しい写真でたどる科学の教養』

大﨑章弘/監修 えほんの杜 2023年発行

Q.太陽系は3分間でどれくらい公転しているのか

A.約4万キロメートル 3分間で地球を1周する速度

2億年の旅

太陽系は秒速227キロの速度で、約2億年かけて天の川銀河を1周している。

3 minutes X 太陽系の公転

地球は3分間で約87.3キロメートルの速度で自転しながら、約5364キロメートルの速度で太陽の周りを公転している。

さらに太陽系全体が天の川銀河の中を、3分間で約4万キロメートル公転している。

地球自らの自転と公転。そして太陽系全体での公転。それらのすべてを合計すると、地球は3分間で約4万5444.7キロメートルを移動していることになる。

太陽系は天の川銀河の一部

太陽系の外側には無数の恒星が存在している。太陽系以外で最も近い恒星は、ケンタウルス座のプロキシマ星で、距離は約4.2光年。

4.2光年とは、どれくらいの距離なのか? 参考までに太陽系の中で一番外側を公転している海王星から太陽までの距離は約0.000475光年。

プロキシマ星までは気の遠くなるような距離だが、太陽系が属している天の川銀河の直径は、約10万年光年といわれている。

そして太陽系は、そんな天の川銀河の中を時速81万7200キロの速度で公転している。

天の川銀河は恒星や星雲が円盤状に集まった天体。天の川銀河の中には数千億個の恒星があると推測されている。

天の川銀河銀河の規模で考えると、太陽は数千億分の1個の恒星ということになる。

太陽系は約2億年かけて天の川銀河を公転している

太陽が率いている太陽系チームは、天の川銀河の中を約2億年かけて公転している。
太陽系の公転速度は秒速約227キロで、1秒で東京~長野間を移動できる速度。スケールはまさに規格外だ。

そして天の川銀河の中心には、超巨大なブラックホールがあると考えられている。巨大ブラックホール天の川銀河を束ねているため、天の川銀河に属する天体はそのブラックホールを中心に公転している。我々の太陽系チームも、天の川銀河の中央にあるブラックホールを中心に公転している。

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どうでもいい、じじぃの日記。

今後、21世紀中に人類による恒星間飛行は可能だろうか?

米国・オバマ大統領は「2030年代中頃までに火星の有人探査をおこなう」と表明した。

まあ、2030年代はともかく、火星までなら有人飛行は可能だろう。

「太陽系以外で最も近い恒星は、ケンタウルス座のプロキシマ星で、距離は約4.2光年」

地球から4.2光年の距離だ。光の速度で4.2年かかる。

実現可能な計算では、光速の10%の速度で恒星間飛行が可能らしい。光速の10%のロケットで42年かかる。

それには、地上で核融合実験が成功していること。
人体が数十年単位の飛行に耐えられること。

2050年ごろ、核融合エネルギーの商用化が見込まれている。
核融合エンジンロケットというのが出来るかもしれない。

2001年宇宙の旅』という映画があった。

「2101年恒星間宇宙の旅」はまあ、無理だろう。
2201年だったら、可能になっているのかなあ。