LOVE AT FIRST SIGHT Trailer (2023) Haley Lu Richardson, Ben Hardy, Romance Movie
動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jMheqlSbVdY
第3章 なぜバーは薄暗いのか?(恋愛心理学編) より
ひとめぼれの心理学
~見た瞬間に始まる恋、その信頼度を考える~
この世に「ひとめぼれ」ほど甘美な言葉はない。ひと目見ただけで恋心を抱くという気持ちは、なんとロマンチックな叙情的なのかと思う。双方でひとめぼれになるケースなどは、偶然を超え神秘的であるといわざるを得ない。
実はひとめぼれのメカニズムは完全には解明されていない。個人差もあって、ひとめぼれをよくする人とまったくしない人がいる。また、生涯で一度だけひとめぼれをしたことがあり、その相手と結婚をしたという例も驚くほど多い。どうしてひとめぼれという現象が起きるのか、現在ではいくつかの仮説がある。
認知心理学の見地から、目や口、鼻などのパーツが似ていると親近感をもち、それが恋心になるというものである。自分に似ているということは何度も見ているわけで、安心感などを抱く気持ちは理解できる。また別の仮説では、免疫タイプのまったく型の違う人に対して、なにかしらの伝達物質を感じて恋をするというものである。確かに自分にない免疫の型を求めるのは、生物学的にも理にかなっていると思われる。おもしろいことに、前者は似たもの、後者は違うものを求めていることになる。
最近では別の仮説もある。一瞬で結論を見抜ける「適応性無意識」と呼ばれる脳の働きである。これは勘とは異なり、人間がもつ瞬間的判断能力で、誰しも一瞬にして物事の本質を見抜ける力があるという。ほれっぽい人に適応性無意識が備わっているとは考えにくいが、生涯に一度だけ起こる人は、自分にふさわしい相手を一瞬で見抜いているとも考えられる。
ひとめぼれはたんに一時的な感情ではなく、もしかしたら恋の本質なのかもしれない。
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じじぃの日記。
「生涯で一度だけひとめぼれをしたことがあり、その相手と結婚をしたという例も驚くほど多い」
一説に、遺伝子レベルで相手が自分に合うかどうかを、本能的に見分けた結果という説があります。