じじぃの「カオス・地球_116_プーチンは何をしたかったのか?彼の未来は病死か」

“終わりの始まり”か…ロシア国内で語られる“ポスト・プーチン”のシナリオとは【報道特集】|TBS NEWS DIG

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Ce0v9ZtkXgU

プーチンはすでに癌が進行した状態とみられる?


【独占】「プーチンは4月に進行がん治療」「3月に暗殺未遂」米機密情報のリーク内容

2022年6月4日 ニューズウィーク日本版
ウラジーミル・プーチンは病んでいるようだ──そんな最新の分析結果が5月末に情報機関から上がってきて、ジョー・バイデン米大統領とその政権内部では、ロシア大統領の健康状態が大いに話題になっているらしい。

もちろん機密扱いの情報だが、プーチンは既に進行癌で、4月に治療を受け、どうにか持ち直したようだという。米情報機関の幹部3人が、本誌だけに明らかにした。去る3月にプーチン暗殺の試みがあったことも、この報告で確認されたという。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/06/43-14.php

プーチンは何をしたかったのか?

【目次】
はじめに
第1章 プーチンは、何をしたかったのか?――なぜクリミア併合、ウクライナ侵攻へ至ったか
第2章 プーチンとは、いったい何者なのか?――スパイを夢見た少年時代、若き日の挫折、そして一大転機で権力者へ
第3章 どうやってロシア大統領になったのか?――最高権力者まで上り詰めた疾風怒涛の4年間
第4章 権力者となったプーチンをとりまく人々――政治を動かすオリガルヒ、愛すべき家族や親族
第5章 プーチンが築きあげた“盗人支配”と“監視”のシステムとは?――クレプトクラットが盗み、シロヴィキが見張る

第6章 プーチンの支配はいつまで続き、どう倒れるのか?――プーチンの哀れな末路と、ロシア再生への道

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プーチンは何をしたかったのか?』

寺谷弘壬/著 アスコム 2023年発行
妻に恐怖の「ヴァンパイア」と言われたプーチンの真実!ロシア研究60年の著者がQ&Aでズバリ回答!

第6章 プーチンの支配はいつまで続き、どう倒れるのか?――プーチンの哀れな末路と、ロシア再生への道 より

プーチンの未来はどうなる?

――ロシアによるウクライナ侵攻は、収束するでしょうか?そのときを迎えたらロシアとプーチンはどんな状況におかれますか?

以下、強調印字は筆者による。
残酷きわまりない戦争は1年以上も続いています。その間、いくつかの和平への努力はこれまでもありました。和平交渉の可能性も出てきていますが、戦争拡大の蓋然性(がいぜんせい)も考慮しなければなりません。

ウクライナ侵攻がどんな結末を迎えても、プーチンがロシア大統領として存在するかぎり、分岐点ウクライナを境に東西分断は避けられない、と思います。NATOが強化されBRICSが対抗すれば、これが新冷戦構造のかなめとなっていくでしょう。

しかし、これほどまでにウクライナをはじめ世界を苦しませてしまったプーチンは、引退するか、死ぬか――選択肢は2つに1つしかない、と私は思います。

プーチンがなんとか生きのびて引退するとしても、ロシアの大衆は離反するでしょう。プーチンが丹念に、巧妙につくり上げてきたクレプトクラシ―(盗人支配)の3つどもえはどうなるか。周囲で群れ支えるオリガルヒ、身内同然のクレプトクラット、忠実なシロヴィキのいずれもが、しだいに離れていくでしょう。一部ですが、その兆候がもう現れています。

プーチンが死ぬとすれば、病死するか、暗殺されるかでしょう。70歳なので病死することもあります。ウクライナのブダノフ情報総局長は、プーチンの健康管理が悪化しているという「情報を完全に確認している。そのうちの1つがガンである」と、発表しています。

また、「血液ガン、極めて重症」と、元KGBのカルピチコフも指摘しています。

元英陸軍参謀総長ダナットの観察では「プーチンの手の甲にM、あるいは数字の3のような黒ずんだ大きなシミがある。これは体のほかの部分にはもう注射が打てないときにしか出ないシミで、パーキンソン病膵臓ガンだ」といっています。

ロシアの著名な腫瘍学的甲状腺の専門家シチュレグトフ親子や甲状腺ガンの第一人者セリヴァノフなどは、数百日もソチ別荘で付きっきりの治療をほどこしたり、耳鼻咽喉科の医師イェサコフも泊りがけで治療してきたのです。それでも彼の寿命は2~3年ということです。

暗殺の試みは、これまでクリミア併合、ウクライナ侵攻の以前から8回もあったそうで、ウクライナ侵攻後も、3回狙われています。22年3月と9月、そして12月23日のニージニ・タギル市のようです。