じじぃの「ジェンダー平等・夫婦同姓・姓は妻が変えるものか?表示の雑学」

“男女格差”ジェンダーギャップ指数 日本は125位に 2006年の調査開始以来過去最低【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=32H_slZX3gU


ジェンダー平等 日本125位に後退 政治参加の分野で格差大きく

2023年6月21日 NHK
世界各国の男女間の平等について調べた調査で、日本は政治参加の分野で格差が大きく、調査対象となった146ヵ国中125位となり、去年の116位から後退しました。

政財界のリーダーが集まるダボス会議の主催者・世界経済フォーラムは2006年から、「経済」、「教育」、「医療へのアクセス」、それに「政治参加」の4つの分野で、各国の男女間の格差を調べ、発表しています。
最新の報告書が21日発表され、調査対象の146ヵ国のうち、男女間の平等が最も進んでいるのは、14年連続でアイスランドとなり、続いて2位がノルウェー、3位がフィンランドと北欧の国々が上位を占めたほか、4位はニュージーランドとなりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230621/k10014105051000.html

『暮らしの中の表示 知らないと困る最新知識』

博学こだわり倶楽部 /編 KAWADE夢文庫 2017年発行

6章 賢く暮らすために覚えておきたい表示 より

夫婦が同じ名字になったのは意外にも最近のことだって?!

近年の日本では夫婦別姓が話題となっているが、先進国では夫婦が同じ姓を名乗る夫婦同姓が法律で義務付けられている国は、日本のみである。

世界的に見ると、夫婦別姓はほぼすべての国で受け入れられている。

たとえば、同じアジア圏でも、韓国や中国では夫婦別姓が当たり前。結婚して名字を変えるという習慣がない。またタイでも、かつては夫の名字を名乗ることが義務付けられていたが、10年以上前に改正されたという。

このように、日本が今や世界で珍しいとさえいえる夫婦同姓にこだわるのは、さぞや古い歴史と伝統があるからだろう……と思いきや、実はそうでもない。

日本で夫婦同姓が根付いたのは明治時代からで、その歴史は意外と浅いのだ。

日本の姓の歴史を振り返ってみると、奈良時代には結婚によって姓を改める制度はなく、中世でも土地台帳に夫婦別姓で記録されている。この時代の日本は妻問婚(つまどいこん)で、男女とも結婚によって姓を変えるという考えがそもそもなかった。

また、北条政子日野富子など、夫と姓の違う有名な女性もいる。江戸時代の庶民は公式に名字を名乗ることができなかったので関係ないが、名字を持つ階級の人間も夫婦別姓が多かった。

このように日本では、長らく夫婦別姓のほうが普通だった。それが今のように夫婦同姓が義務付けられたのは、明治時代からだ。

江戸時代には、武士、公家以外では、原則として名字を名乗ることが許されなかったが、徴兵制を整備するために1875年、全国民に名字が義務付けられた。そして1898年には、民法で「妻は婚姻によりて夫の家にはいる」という規定が定められた。

そして戦後の1947年に民法750条で、「夫又は妻の氏を称する」と定められ、今日に至っている。

                  • -

どうでもいい、じじぃの日記。

日本の男女間の格差(ジェンダー・ギャップ指数)は146ヵ国中125位なのだそうだ。

「戦後の1947年に民法750条で、「夫又は妻の氏を称する」と定められ、今日に至っている」

「夫婦同姓」なんかも、ジェンダーの対象になるのだろうか。

戦後の1947年に夫婦同姓が定められたというから、GHQが関わっているのかもしれない。

この法律は家族秩序維持が目的で、子どもの立場を考えてのことのようだ。

「世界的に見ると、夫婦別姓はほぼすべての国で受け入れられている」

夫婦同姓は結婚したら、夫婦どちらかの姓を選ばないといけないという法律だ。

しかし日本では結婚するとき、夫側の名字を選ぶ夫婦が95%だという。

まあ、ジェンダー・ギャップ指数が125位というのは気になる。