じじぃの「台湾総統選挙大混戦・異変・第3勢力の躍進!深層NEWS」

【“大混戦”台湾総統選の行方】来年1月の総統選に“異変”第3勢力の躍進にホンハイ創業者も…独自取材「選挙戦」の舞台裏【深層NEWS】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wPwly3o_iy8&t=40s

台湾 民衆党の柯文哲候補


柯文哲

ウィキペディアWikipedia) より
柯 文哲(か ぶんてつ、1959年8月6日 - )は、台湾の外科医、政治家。台湾民衆党主席(初代)、台北市長(第6・7代)。

台湾大学医学部附属病院医師。専門は外科医学、緊急救命などで、ECMOを国内に初導入した第一人者として台湾における集中治療の発展に貢献した。

2014年の市長選挙台北市の市長に当選し、2019年には2020年の立法委員選挙を見据えて設立した中道政党台湾民衆党(戦前の台湾民衆党とは異なる)の党首にも就任した。

【両岸関係】
市長就任にあたっては今後の台湾と中国大陸の関係のあり方について相互認識、相互理解、相互尊重、相互協力を軸とする「4つの相互」の概念を提案しており、就任後も2015年に訪中する際にも自らの提唱する「十五新観点」に基づいて一つの中国に反対せず、習近平共産党総書記が提起した「両岸一家親」(中台は一つの家族)を度々主張していることは中国政府から歓迎された。また、毛沢東を引用して中国共産党の歴史に倣って国民党を打倒すると発言し、延安や中国共産党第一次全国代表大会会址など中国共産党の革命の聖地を訪問していることは物議を醸した。

2017年に波紋を呼んだ頼清徳(当時台南市長)の「親中愛台」発言に関連して、自らの立場を「友中親美靠日(中国と友好、親米、日本寄り)」と表明している。同様に中国に友好的な高雄市長の韓國瑜とともに「北柯南韓」とも呼ばれている。

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台湾総統選、「8月決戦」の結末は与党候補に軍配

2023/09/05 東洋経済オンライン
【執筆者】小笠原欣幸(台湾政治研究者、東京外国語大学名誉教授)

台湾総統選挙戦は1月の投票日のぎりぎりまでもつれるという印象があるが、実は2016年と2020年の過去2回は8月の攻防で勝敗が決した。「夏の陣」は非常に重要なのである。そして今年8月、選挙情勢は大きく動いた。

世論調査で支持率1位をキープしながらも停滞気味であった与党・民進党の頼清徳候補が支持率を伸ばし、民衆党の柯文哲候補、国民党の侯友宜候補に対するリードを大きく広げた。8月決戦は頼氏に軍配が上がったようだ。

●8月の平均支持率は与党候補が優勢
台湾の世論調査は多々あるが、筆者は一定の信頼性があり前月との比較が可能な4社の世論調査を継続的に見ている。
その4社の世論調査を使って、8月の3候補の支持者の平均値を算出すると頼清徳氏41.0%、柯文哲氏25.4%、侯友宜氏18.8%であった。

https://toyokeizai.net/articles/-/699272

じじぃの日記。

9月7日、BS日テレ 「深層NEWS」を見た。

台湾総統選挙は、来年1月13日の投票日まで後4ヵ月になった。

“大混戦”台湾総統選に「異変」が

台湾総統選は異例の展開となっている。

台湾総統選挙2024 立候補予定者について解説。

支持率は与党民進党・頼候補が30~40%でトップ。
民進党は他の民主主義国と同盟を結ぶことを主張している)

国民党・侯候補は20%近い。
(国民党は中国への融和路線を取り「親中」とされる)

第3勢力である民衆党・柯候補は20%を超え、国民党・侯候補を上回っている。
(民衆党は「親中」でも「反中」でもない中立姿勢をアピールしている)

与党・民主進歩党の頼清徳候補は2期8年続いた蔡英文政権の継承を訴える。

最大野党の国民党の侯友宜候補は、蔡政権下で中台関係が悪化したことを批判し、政権交代を訴える。

第2野党の民衆党の柯文哲候補も政権交代を訴えるが、2大政党を批判し台湾政治を変えるため第3勢力の躍進を訴える。

このままの状態が続けば、民主進歩党の頼清徳氏に決まるだろう。

問題は、選挙投票日前になって、世論調査で野党が負けると出た時に野党候補を一本化するかどうかだ。

そのとき、民衆党の柯氏に一本化するかどうか。

まさか、国民党の侯友宜氏に一本化されることはないだろう。

台湾の人にインタビューすると、また民進党政権になれば、中国の台湾侵攻があるかもしれないが、民衆党だったら台湾侵攻はないだろう、と考えている人がいるらしい。

意外と、民衆党が勝つかもしれないなあ。