じじぃの「紙幣・表裏に押された印鑑はどんな意味があるの?表示の雑学」

新紙幣デザイン決定の舞台裏 専門の工芸官は約10人(19/04/09)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=RbRKISD73uc

令和6年に発行される予定の新しい紙幣


元号『令和』の年に、新しい紙幣デザインの発表。そしてはんこ屋は

2022.01.13 京都インバン
●20年ぶりに紙幣を刷新! はんこ屋との関係は???
さて、新元号の話題もさておき、先日、紙幣のデザインを2024年度上期をめどに刷新すると麻生太郎財務大臣が発表されました。 実に20年ぶりだそうです。
20年も経っていたのですね。
自分が子どものころは、 1万円、5千円は聖徳太子。千円は伊藤博文。500円、岩倉具視。の世代です。
さて、はんこ屋が新しい紙幣を気にする理由それは、
みなさんが使われているお札に印影が印刷されているのは、ご存知ですか?
https://www.kyotoinban.com/hpgen/HPB/entries/36.html

『暮らしの中の表示 知らないと困る最新知識』

博学こだわり倶楽部 /編 KAWADE夢文庫 2017年発行

5章 日用品のソコ・ココに秘められた驚きの表示 より

お札の表裏に押された「印」には、どんな意味がある?

手元にある紙幣を見ると、千円札、5千円札、1万円札にかかわらず、表面にも裏面にも印鑑が押されている。印鑑は篆書体(てんしょたい)と呼ばれる書体で、なじみのない人には何が書いてあるのかわからないだろう。

表面の印鑑が「総裁之印」、裏面の印鑑は「発券局長」と押されている。「総裁之印」とは、そのまま日本銀行の総裁の印であることを意味している。「発券局長」の発券局とは、総務課、日本橋発券課、戸田発券課の3課で構成され、紙幣の発注、発行、流通、監査、最終処分などを担当する局のことだ。

普段はあまり気にならないが、実はこの2つの印鑑のおかげで、私たちは紙幣を使って買い物をすることができるのだ。

紙幣ができるまでの流れを見てみよう。

日本の紙幣はすべて国立印刷局で印刷されている。印刷されたばかりの時点では、まだ紙幣には通貨としての価値はなく、ただの紙きれにすぎない。
紙幣は別名「銀行券」とも呼ばれるが、印刷された紙幣が日本銀行へ運ばれ、日本銀行から「発行」されることによって初めて通貨としての価値を持つ。

この発行の証が日本銀行で押される2つの印鑑であり、2つの印鑑が押されたときから、千年札なら千円に、5千円札なら5千円、1万円札ならば1万円の価値を持つ通貨となる。

2つの印鑑が押されていない、もしくは、どちらか一方だけが押された状態では、もちろん通貨としての価値は認められない。

この紙幣の裏表に押されている2つの印鑑は、第二次世界大戦後に日本銀行からお札が発行されるようになってから今日まで、一度も変わらずに役目を果たし続けてきた。

日本銀行で通貨となった紙幣は、金融機関が、日本銀行の当座貯金から引き出すことによって世の中へ送り出される。つまり、この2つの印鑑は、私たちが日頃使っているお札が、国立印刷局から日本銀行日本銀行から金融機関を通って、私たちの手元に届けられた証ともいえるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。

新しいお札の肖像画

2024年7月から、1万円、5千円、千円の3券種が刷新される。

新1万円札・・・「日本近代社会の創造者」と言われる渋沢栄一

新5千円札・・・女子教育に尽力した教育家、津田梅子

新千円札 ・・・「近代日本医学の父」と呼ばれている北里柴三郎

お札の表裏に押された「印」には、どんな意味があるの?

実はこの2つの印鑑のおかげで、私たちは紙幣を使って買い物をすることができるのだ、そうです。

新しいお札の偽造を考えているあなた。

どうぞ、印鑑もお忘れなく。 (^^;;