じじぃの「科学夜話・ホログラフィー・紙幣にキラリと光るあの技術!わかるノーベル賞の本」

「よりザラザラした手触り」3Dホログラムを採用 渋沢栄一の一万円札など新紙幣を公開

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新一万円札のデザイン ホログラムが凄い 渋沢栄一

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新1万円札 「渋沢栄一


「よりザラザラした手触り」3Dホログラムを採用 渋沢栄一の一万円札など新紙幣を公開

2023年9月13日 SBS NEWS
デザインなどを刷新し、2024年7月に生まれ変わる新たな紙幣=日本銀行券が9月12日、報道陣向けに公開されました。
20年ぶりに発行される新たな紙幣には「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一が一万円札に、五千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎肖像画が描かれています。

新たな紙幣は、新たな偽造防止技術として、見る角度によって肖像の向きが変わる「3Dホログラム」を採用、数字の表記を大きくするなど、誰でも分かりやすいデザインが取り入れられたことなどが大きな特徴となっています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/717661?display=1

『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

紙幣にキラリと光るあの技術 1971

ホログラフィーの発明と開発 デニス・ガボール(イギリス 1900-1979)

1947年、ガボール電子顕微鏡の改善をする研究の中で、たまたまホログラフィーを発明するが、当時は実用化までには至らなかった。
しかし、1960年代に誕生したレーザーを用いることで実用化が可能になった。
現在では紙幣や商品券、さらには医療分野でも活用が広がっている。

人類はナノの世界を手に入れた! 1986

電子光学の基礎研究と世界初の電子顕微鏡の設計 エルンスト・ルスカ(西ドイツ 1906-1988)

1931年、ルスカとクノール電子顕微鏡を発明する。
それまでのものは光学顕微鏡と呼ばれ、光を利用していたが、電子顕微鏡は加速させた電子を利用して観察する。
電子顕微鏡では1~0.1nm程度のものまで観察が可能なため、ウイルスの発見や細胞の微細構造の解明などにつながる偉業となった。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「紙幣にキラリと光るあの技術」という項目があった。

2024年7月に新たな紙幣が発行される。

新1万円札の見る角度で左右に向きが変わる「3Dホログラム」が話題になっている。

そういえば、映画『スターウォーズ』にもホログラム映像が出ていた。

ホログラフィーの原理

ホログラフィーでは、コヒーレントな光(レーザー光)を物体に当て、その散乱光(物体光)とレーザー光(参照光)を同時に写真乾板に入射し、その干渉縞を記録します。像の再生には、レーザー光(再生光)を現像した写真乾板に当て、干渉縞による回折光を観察します。干渉縞には物体光の強度と位相の両方が記録されるため、立体像の再生が可能となります」

https://web.tohoku.ac.jp/sspp/yoshizawa/holog.htm#:~:text=%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86,%E5%85%89%E3%82%92%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

ちなみに、1万円札の「製造コスト」は1枚当たり約20円。

新デザインのほうは原価は13%高くなるそうです。