じじぃの「アリとアブラムシ!死ぬまでに観ておきたい世界の写真」

Incredible Electron Microscope Images

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=gybnwrC7JeM

Framed Print of SEM of ant with chip

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『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』

ポール・ロウ/著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美/訳 実業之日本社 2019年発行

アリとアブラムシ より

アンドリュー・サイレッド&シェリル・パワー
撮影年:1996年
撮影地:英国
フォーマット:走査型電子顕微鏡SEM
バラアブラムシを運ぶクロアリを写したこちらも画像は、顕微鏡写真(顕微鏡を通しtr撮影された写真のこと)の一例であり、科学者のアンドリュー・サイレッドが走査型電子顕微鏡SEM)を用いて撮影した数ある画像のうちの1枚だ。SEMは、電子線を用いて走査することで検査サンプルの画像を作り出す。最大50万倍までの拡大が可能だ。
サイレッドは20年以上にわたり何千という画像を撮影し、シェリル・パワーに色と光を加えてもらった。彼らの画像は、1990年代に世界中を魅了した。2人は極小の昆虫や植物を人間の目に可視化してみせただけではなく、塩や胡椒入れ、炭酸飲料、人のまつげ、糸といった日常的なものの撮影も行った。できた画像にはまったく別の世界が写し出されることがあり、見るものはありふれた対象のほんの些細なところなでまじまじと観察してしまう。一方、キイロショウジョウバエやサナダムシの頭などの細部を高倍率で見ると、自然がいかにグロテスクで恐ろしく見えるかがよくわかる
2011年、サイエンス・フォト・ライブラリーは、2人の作品を使用した「ミニモンスターズ」というアプリのサービスを開始した。