じじぃの「温泉マーク・日本の国内規格と国際規格の図記号・どっちがいい?表示の雑学」

温泉マークはJISとISO選択制に!


温泉マークはJISとISO選択制に! 駐車場など7つのピクトグラム最終案が発表~6つはISOに、温泉のみ日本人と外国人で評価が分かれ選択可能に

2017/3/23 ネタとぴ
経済産業省が23日、温泉マークを含む7つの案内用図記号の変更及び「ヘルプマーク」の追加について最終案を発表しました。今後、必要な手続きを経て、2017年7月20日にJISZ8210が改正される予定です。
https://netatopi.jp/article/1051079.html

『暮らしの中の表示 知らないと困る最新知識』

博学こだわり倶楽部 /編 KAWADE夢文庫 2017年発行

4章 街中・レジャーでふと目にする「?」な表示 より

慣れ親しんでいた「温泉マーク」、変更されてしまうって?!

2016年7月、温泉マークを見直そうという議論が経済産業省で行われ、温泉地を騒然とさせた。いったいなぜ、古くから親しまれている温泉マークを見直す必要があるのだろうか。それは、2020年に開催される東京オリンピックパラリンピックを睨(にら)んでのことである。

東京五輪では、多くの外国人観光客が来日する。それに合わせて、よりわかりやすいマークに変更しようという意見が上がったのだ。

普段、私たちが至る所で目にするトイレマークや非常口マークなどの案内用記号は、「ピクトグラム」と呼ばれ、文字表記がなくても何を表示しているのかわかるようになっている。

温泉マークもピクトグラムの一種であり、ひと目見ただけで、湯煙が立ち昇る温泉だとわかるマーク……のはずだが、どうやら、このマークを見て「温泉だ」とわかるのは日本人だけらしい。

外国人観光客は温泉マークを見ても、それが温泉を表しているとわからないという。「湯煙」を表す線を「湯気」だと思い、温かいものを提供してくれる場所、たとえば、コーヒーを出す喫茶店や温かい料理が出る飲食店だと考えてしまうらしい。そこで、温泉マークを現在のものから変えたほうがよいのではないかとなったわけだ。

伝統ある温泉マークを変えるなんてとんでもないと思えるが、明治時代以降に発行された日本の地図を見てみると、温泉マークは、すでに時代によって何度も変更されていることがわかる。そう考えれば、温泉マークを見直そうという議論は、突拍子もない話ではない。

ところが、この”温泉マーク見直し論”に真っ向から異議を萎えた人たちがいる。当事者である温泉業界の人々だ。

群馬県安中市磯部温泉は、約350年前の古文書に温泉マークが載っていることから「温泉マークは日本の温泉文化のシンボルであり、この機会に外国人に対して、日本の温泉をアピールすべきだ」と主張した。

議論のあった同年12月、こうした温泉業界の言い分が認められ、2017年3月22日には、旧温泉マークと新温泉マークを選択制にすることで落ち着いた。

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どうでもいい、じじぃの日記。

「温泉マーク」もピクトグラムの一種であり、ひと目見ただけで、湯煙が立ち昇る温泉だとわかるマーク……のはずだが。

ピクトグラム」といえばどんな表示を思い浮かべますか?

まあ、「トイレマーク」や「非常口マーク」でしょうか?

フェイスブックの「いいね!マーク」とか。

古代の洞窟壁画には多数の手形がつけれらたのがあります。

これは何を意味しているのでしょうか。

約6万年前の洞窟壁画に、ネアンデルタール人が描いたという「はしご」のようなものがあります。

親指と人差し指と中指を曲げたマークは、何かエッチな感じがします。