じじぃの「言語・アイコン・ことばはどう生まれ進化したか!共生の雑学」

TOPIAにほんご オノマトペ(ワンワン、ニャ-ニャ-)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ZeAi2nU-Z4c

オノマトペの一覧!感情を表すオノマトペとは?


オノマトペ一覧!感情・食べ物や食感・英語・病気のオノマトペ

これまで生きてきた中で、『オノマトペを使ったことがない』という人はいないですよね。
オノマトペは、感情の状態や、音をあらわすのに必要で伝えやすい言葉です。
普段は気にしていなくても、調べてみると本当にいろんな種類があります。
ここでは、効果的に状態を伝えられるオノマトペをまとめました。
https://kotobano.gift/onomatope-ichiran-kanjyou-tabemono-syokkan-english-byouki/

『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』

今井むつみ、秋田喜美 /著 中公新書 2023年発行

第1章 オノマトペとは何か より

オノマトペは「アイコン」

アイコンはどうだろうか? そう、コンピュータ画面でアプリやゴミ箱を示したり、街中でトイレや交番などの場所を示したり、メールやSNSなどのデジタルコミュニケーションで感情を伝えたりするための、アレである。

アイコンは、アート性よりは、わかりやすさを重視した記号と言ってよいだろう。ちなみに「アイコン」の語源はギリシャ語の「エイコーン eikon」(ラテン語では「イコン icon」)で、<偶像、崇拝の対象となる像、象徴>というような意味を持つ。
「感覚イメージを写し取る」という観点からアイコンが興味深いのは、かなり抽象化しているのに、対象がわかりやすい点である。「😃」「(^ ^)」のような絵文字・顔文字(emotion)も、かなりデフォルメされているにもかかわらず、笑顔であることが一目瞭然である。

実は、オノマトペが注目されている大きな理由は、まさにこの「アイコン性iconicity」にある。アメリカの哲学者チャールズ・サンダース・パースは、「アイコン」ということばを「性質から対象を指示する記号」という特別な意味で用いた。噛み砕くと、「表すものと表されるものの間に類似性のある記号」のことである。絵や絵文字は、それらを構成する点や線の組み合わせが対象物に似ているので、パースの意味でも「アイコン」である。ジェスチャーの多くもアイコンである。

オノマトペの写し取り方――アイコンと違う点

しかし、ここで、メールやSNSで使うアイコンや街中で見るアイコンと、少なくともパースの定義では「アイコン」とされるオノマトペがどのように違うのかもちょっと考えてみたい。アイコンは視覚的な対象を、視覚の媒体で表すのが普通である。「😃」という絵文字は笑顔という視覚情報を表す。私たちは、アイコンがもとの対象と「似ている」という感覚を持ち、その感覚からアイコンの指し示す対象が何かを認識できる。とくに漫画的な表現では、音や手触り、心情といった目に見えない要素までも比喩的に視覚化することが可能である。たとえば「Σ(・□・);」という顔文字では、心的なショックが「Σ」のギザギザで表されている。いずれの例においても、アイコンは視覚的な記号である。

他方、オノマトペが用いるのは視覚ではない。音声という聴覚的要素である。音と対象が「似ている」と感じることで、音から対象を認識し、イメージすることができる。しかし、視覚的なアイコンと違い、音では、対象となる事物の全体像は写しにくい。たとえば、アイコンでイヌやネコを表すときには、「イヌの絵」「ネコの絵」のようにその全身の形を写し取ることが可能である。一方、「ワンワン」や「ニャー」といったオノマトペは、イヌやネコの鳴き声を写し取ることはできるものの、これらの動物の全体の形を写し取ることはできない。

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どうでもいい、じじぃの日記。

言語はいつ生まれたのか?

●ワンワン説
たとえば、お母さんと赤ちゃんがイヌを見て「わんわん」「そうね、わんわんね」「わんわん」と言う、単純な言語コミュニケーションが発生する。
一方、子育ての経験あるおばあさんが、子育てに参加するようになった(おばあさん仮説)。

●たき火説
人類は約50万年前から「火(炎)」をコントロールできるようになったことで、食物を調理して食べるようになった。
古代人は焚き火を囲んでおしゃべりを始めた。

●集団生活説
人間が家族だけで生活をしていた時代から、狩猟を行うようになり、集団を徐々に拡大していくにつれて、コミュニケーション手段としての「言語」が発達していった。

ジェスチャー
「言語はジェスチャーから進化した」という説がある。
人類の二足歩行は喉頭の降下を引き起こし、それまで不可能だったさまざまな種類の発声が可能になった。

「アイコンはどうだろうか? そう、コンピュータ画面でアプリやゴミ箱を示したり、街中でトイレや交番などの場所を示したり、メールやSNSなどのデジタルコミュニケーションで感情を伝えたりするための、アレである」

「アイコン」はコミュニケーションの共進化になくてはならないものになっている。

メールを利用している場合は、文章に「絵文字」や「顔文字」アイコンを挿入するこが多くなっている。

アスペルガーの私も結構使っています。 (^^;;

絵文字 😁 😂 😃 😄