おうちで天文・宇宙2021、「ブラックホール」
ブラックホール捉えた、天の川銀河の中心 輪郭撮影に成功
2022年5月13日 中日新聞
国立天文台など日本を含む国際チームが12日、地球が属する天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール「いて座Aスター」の輪郭を撮影したと発表した。
ブラックホールであることを間接的に証明する成果が2020年のノーベル物理学賞に選ばれており、今回は画像として直接的に捉えることに初めて成功し、その存在を裏付けた。
https://www.chunichi.co.jp/article/469235
第10章 時間の黄昏――量子、確率、永遠 より
超大質量ブラックホールが消えていく
すべての銀河とはいわないまでも、ほとんどの銀河の中心部に棲んでいると考えられているブラックホールは、巨大な質量を持つ。
詳しい天文学的調査が進むにつれ、大質量の記録は次々と塗り替えられ、現在、王者の質量は太陽質量の1000億倍に迫ろうとしている。それほど大きな質量を持つブラックホールの地平面は、太陽から海王星の軌道の距離を超え、オールトの雲に迫るほどの半径を持つ。もしもあなたが、オールトという天文学者のことや、彼の名を冠したはるか遠くの雲のことは忘れかけているとしても、太陽の光がそこに届くまでには、100時間以上もかかることは覚えておこう。われわれが今話しているブラックホールは、とてつもなく大きな広がりを持つのだ。これから説明するように、そんなブラックホールは、その巨体に似合わない穏やかな振る舞いをする。
一般相対性理論によると、ブラックホールを作るレシピはいたって簡単だ。「適当に質量を集めて、十分に小さな球にしましょう」。こんなふうに言われれば、ブラックホールにあまり詳しくない人でも、「十分に小さな」というのは、正真正銘、とてつもなく小さいのだろうと予想するだろう。実際、その予想は当たることもある。果物のグレープフルーツからブラックホールを作るためには、直径10-25センチメートルにまで圧縮する必要があるし、地球からブラックホールをためには直径2センチメートル、太陽からブラックホールを作るためには直径6センチメートルにまで圧縮する必要がある。それほど小さく圧縮するには莫大な力が必要で、ブラックホールを作るためには「超」のつく高密度が必要になると広く信じられているのはそのためだ。しかし、太陽のさらに先へとリストを続け、次々と大きなブラックホールを作ろうとするうちに、驚くべきパターンに出会うだろう。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ブラックホールと銀河はどちらが先にできたのだろうか?
銀河とは、1000億個以上もの恒星からなる、宇宙の基本要素である。
ほぼ全ての銀河の中心に太陽の10万~100億倍もの質量をもつ超大質量ブラックホールが存在し、その質量が銀河バルジ(銀河中心部の膨らんだ構造)にある星の総質量とよい相関を持つことがわかっている。
(https://www.jaxa.jp/article/special/astro_h/matsushita01_j.html)
最近の研究によると、巨大ブラックホールの形成と銀河の形成が密接に関係していることがわかった。
おそらく銀河と巨大ブラックホールは一緒に成長していったのではないか、とか。
ニワトリが先か卵が先か?
ニワトリも卵も一緒に共進化していたのです?