アニメーションでわかるメトホルミン【15分で解説】
糖尿病患者に投与されてきた薬が不老不死に薬になる?
「不老長寿」研究に巨額マネーが流入...糖尿病薬メトホルミンが若返り薬に?
2021年6月18日 ニューズウィーク日本版
老化に関連した慢性疾患の治療薬候補は数々あるが、既に糖尿病患者に投与されてきた実績があるメトホルミンは最有力候補の1つだ。
「メトホルミンの強みは60年も使われてきたことだ」と、この計画を主導するバルジライは言う。「非常に安全で安価な薬でもある」
「若返り」や「不老長寿」といった、ファンタジーの世界にしか存在しなかったものが、もはや夢物語ではなくなりつつあるのかもしれない。少なくともシビアなマネーの世界に生きる投資家たちは、この人類の夢が実現する日は遠くないと信じているようだ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/post-96537.php
『そろそろタイムマシンで未来へ行けますか?』
齊田興哉/著 飛鳥新社 2023年発行
Q 『ドラゴンボール超(スーパー)』のザマスみたいに不老不死になれますか?
A 半分ホント 「不老不死」はまだですが、「不老有死」という世界はすでに来ています。
『ドラゴンボール超(スーパー)』で第10宇宙の界王神ゴワスを殺そうとしたザマスが不老不死となりました。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』では、それで水を飲むと永遠の命を得られるキリストの聖杯をめぐって敵と対決するなど、映画やアニメにはよく不老不死の薬が出てきます。だれもが「老いたくない」と思うものなのでしょう(もちろん、筆者も……)。
ちなみに、「老」と「死」は生物全般ととても密接な関係にあり、「老」を抑制できてしまえば、病気で死ぬリスクを下げられます。
もし「不老」の世界が実現されれば、未来は老と死が人間から切り離されていくのではないかと考えられます。
この「不老」の研究は世界各国で進められています。これは、老化により発症する特定の病気を抑制もしくは根治して、老化を遅らせるものです。
また、世界では「不老」に向けたさまざまな薬の開発も進んでいて、たとえば、英国のカーディフ大学は、「メトホルミン」で寿命を延ばすという研究をしています。
「メトホルミン」は1940年代から使われてきた2型糖尿病の治療薬ですが、マウスに投与したところ寿命が40%延びたそうです。メトホルミンの「寿命に関係している酵素を細胞内で増やす」という働きが効いたと思われます。
もし、人間にも同じ効果が得られれば、メトホルミンの投与で20歳は老化を遅らせることができるだろうと研究者は考えているようです。
つまり、寿命が100歳の人は120歳に延びるということですね。
しかも、投薬コストは1錠あたり約10円。安くて寿命が延びるのであれば、ぜひ使ってみたいですね。ただもちろん「老化防止」の薬としては処方されていませんので今後の進展が待たれます。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「半分ホント 「不老不死」はまだですが、「不老有死」という世界はすでに来ています」
老化に関連した慢性疾患の治療薬候補は数々あるが、既に糖尿病患者に投与されてきた実績がある「メトホルミン」は最有力候補の1つだ。
今後メトホルミンのおかげで、寿命が100歳の人は120歳に延びるかも。
とか。
そのうち、長生きしたければ糖尿病になり、メトホルミンを飲みなさい。
とか。