じじぃの「スパコン・投信信託・銀行の紹介なら間違いない?だましの雑学」

スパコン「富岳」2部門で5期連続世界一!一方2部門では「Frontier」に抜かれ2位に(2022年5月30日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ktI1ZtRDv9k


SB孫さんの「Arm上場」で、個人投資家の老後が安泰に!?

2023年4月21日 自動運転ラボ
ソフトバンクグループの半導体設計企業・英Arm(アーム)の上場がいよいよ現実味を帯びてきた。報道によると、2023年中の米ナスダック上場を目指す方針で、すでに水面下で動きがあるようだ。

上場時の企業価値は6兆円規模に達するとの見方も強く、投資家からの視線も熱くなるものと思われるが、日本国内からArmに投資したい場合、どのような方法で株を購入すればよいのか。
https://jidounten-lab.com/u_40920

『だまし犯罪百科――巧妙な話術と手口の全貌』

間川清/著 さくら舎 2015年発行

第3章 おカネのだまし犯罪 より

「銀行の紹介なら間違いない」と投信信託を買ったものの

谷本ハルさん(78歳)は長年連れ添った夫が最近亡くなってしまい、現在はひとり暮らしです。

あるとき、口座をつくって30年以上使ってきた銀行から自宅へ電話がありました。その内容は「口座にある貯金を眠らせておくのではなく、少しでも増やしてみませんか」という内容でした。

というのも、谷本さんは、夫が死亡した際に受け取った生命保険金3000万円を、とくに使うあてもないことから、とりあえずその銀行の貯金口座に入れておいたのです。

銀行の担当者は、谷本さんの貯金残高額を確認し、充分な残高があることを確認してこのような電話をかけてきたのです。

谷本さんは、比較的時間に余裕があったことと、どうせ使う当てのないお金ならたしかに少しでも増やしたほうがいいと考え、銀行に赴(おもむ)きました。長年つきあいのある銀行が変なことをすることはないだろうと信用していたのも理由の1つです。

谷本さんが銀行へ行くと、比較的若い女性の担当者が待っていました。

投信信託という金融商品について、熱心に説明をしてくれます。「この投信信託は毎月分配型といって、毎月お金が支払われます。まるで決まったお小遣いを毎月もらえるようなものですよ」「過去の実績からも。値上がりしてお金が増えると思います」「定期貯金にしてもわずかしか利息がつきません。この投信信託なら年10%の利益も見込めますよ」などと、毎月分配型の商品を熱心にすすめてきます。

谷本さんは、よくわかりませんでしたが、女性が自分に丁寧に説明してくれることと、分配金として毎月お小遣いのようにお金がもらえるならお得だと思い、生命保険金を全額その投信信託の購入にあててしまいました。

しばらくして息子が遊びに来ました。投信信託とを購入したことを話すと、投資に詳しい息子から、「それ本当に利益が出た分から支払われている分配金なの?」といわれました。

不安になった谷本さんが息子に調べてもらったところ、毎月支払われている分配金は、「特別分配金」という投信信託の元本を取り崩したお金だったのです。

そうとは知らなかった谷本さんは、元本を取り崩しているのでは意味がないと思いすぐに解約しましたが、戻ってきたお金は元本を1割近く割っており、損をした形になってしまいました。

【どうすればよかったか】
毎月分配型の投資信託というのは、投信信託の種類の1つであり、それ自体が違法であるわけではありません。しかし、毎月分配型投資信託の中には、谷本さんの例のように元本を取り崩して配当にまわしているものもあり、投資信託の低いものがあります。

これらのリスクを認識して購入する分には問題はありませんが、谷本さんの例のように「銀行が紹介するから間違いない」と信じこみ投資をしてしまうのは危険です。

銀行が違法な説明をする可能性もありますし、違法でなくても不適切な説明をすることがあります。投資は必ず自分の判断でおこなうようにしてください。

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どうでもいい、じじぃの日記。

ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アーム(Arm)の株が急騰している。

2020年、スーパーコンピュータの性能ランキングとして、理化学研究所富士通が開発したスパコン「富岳」がトップを獲得した。

CPU(A64FX)そのものは富士通の設計だが、CPUコアにはArmv8.2-A SVE(Scalable Vector Extension)アーキテクチャが使われている。
ソフトバンクグループ(SBG)は、2016年に英半導体設計大手の「Arm」を買収した。

ああ、お金があったらなあ。