じじぃの「賢い動物・不思議な馬・レディ・ワンダー・微妙な合図?話のネタ」

KIDS READ ALOUD | WONDER HORSE: THE TRUE STORY OF THE WORLD'S SMARTEST HORSE | EMILY ARNOLD MCCULLY

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=eV8WLB-WeUA

Have you read about Lady Wonder the Psychic Horse?


LADY WONDER: THE MIND READING MARE

Thursday, February 27th, 2014 Horse and Man
I would have liked to have observed Lady Wonder, the Mind Reading Mare for myself. Was the horse amazingly gifted? Or was her owner an amazing trainer?
In either event, this mare’s skills were freakish.
Have you read about Lady Wonder the Psychic Horse?
https://www.horseandman.com/people-and-places/lady-wonder-horse-magical-esp-powers/02/27/2014/

『話のネタ―会話がはずむ教養読本』

毎日新聞社/著 PHP文庫 1998年発行

不思議な馬、レディ・ワンダー より

米国バージニア州のピータースブルグに<不思議な淑女(レディ・ワンダー)>と呼ばれる風変わりな牝馬がいた。人間の質問に答えて、馬小屋の横棒にさげられた大きな錫(すず)製の文字盤をハナでハネ上げて、答えの言葉をつづりだすのだ。そうやって彼女は、フランクリン・ルーズベルトの大統領選挙当選を予言したし、ワールド・シリーズの優勝チームを17回のうち14回まで当てた。さらに64の立方根をすぐ答えたこともあった――

奇現象研究家として有名なアメリカの放送作家、フランク・エドワーズの『科学に挑戦する』に紹介されているこの牝馬は、おそらく”史上最賢”の馬だろう。デューク大学で超感覚現象を専攻するJ・B・ライン博士は、2週間にわたって彼女を調べた結果、彼女がある種のテレパシー能力を持っていることを確信したという。

<レディ・ワールド>は、1925年、生まれて2週間めにフォンダ夫妻に買いとられたが、夫婦はすぐその小馬にひどく珍しい特色があることに気がついた。呼ばれなくても、夫妻のどちらかが小馬を呼ぼうと思っただけで、野原を走ってくるのである。2歳になったころには、鼻で子供の積木のアルファベットを倒して短い言葉をつづることを覚えた。

1955年10月――ロニーという名の3歳の坊やが、家の近くで遊んでいて、行方不明になった。大がかりな捜索にもかかわらず、10日たっても何の手がかりも得られなかった。13日目、エドワーズは<レディ・ワンダー>にインタビューを試みた。彼女はすでに30歳を越えていた。

「なぜぼくらが来たかわかるか?」「B・O・Y」その子は生きているのか?」「D・E・A・D」「誘拐されたのか?」「N・O」「どこで見つかるか?」「H・O・L・E」(穴)「そばにあるものは?」「E・L・M」(にれ)「いつ見つけられるか?」「D・E・C」(12月)。

彼女の予言どおり、ロニーの死体は、にれの木のそばの穴の中で12月に発見された。

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どうでもいい、じじぃの日記。

先日、ブライアン・バターワース著『魚は数をかぞえられるか?』という本を読んだ。
賢いオウムのアレックスのことが書かれていた。

アレックスはブランダイス大学とハーバード大学で、比較心理学者アイリーン・ペッパーバーグの訓練を受けた。
2007年のアレックスの死は、『エコノミスト』誌や科学誌の『ネイチャー』など世界中のメディアで広く報道された。
ニューヨーク・タイムズ』紙は追悼記事に、「おしゃべり上手なオウムのアレックス死す」という大見出しをつけた。

「2007年9月にアレックスが死んだときの、ペッパーバーグへの最後の言葉は、『いい人でいてね。愛してるよ』だった」

このオウム、私より賢いのかもしれない。

賢い馬「レディ・ワンダー」の場合は、飼い主のフォンダ夫人が能力テストの際に微妙な合図を与えていたという疑惑があるそうです。