1.富士の成り立ち
フォッサマグナ/Fossa Magna
フォッサマグナ/Fossa Magna
09/20/2015 Japan created by yuki1975
このEarthcacheは、日本で初めて世界ジオパークに認定された糸魚川ジオパークに設置されています。
https://www.geocaching.com/geocache/GC63T22
「Great Rift Valley Fossa Magna」画像検索
『自然のしくみがわかる地理学入門』
水野一晴/著 角川文庫 2021年発行
1部 地形
1-3 断層と火山と地震 より
なぜ日本の大地溝帯「フォッサマグナ」に火山や温泉が集中しているのか?――フォッサマグナ
フォッサマグナは東北日本と南西日本を分ける日本の主要な地溝帯であり、西側の大断層である糸魚川・静岡構造線(糸魚川から諏訪湖を通って静岡の阿倍川に抜ける大断層線)と、東側の断層とのあいだが落ち込んだ地溝帯である(図、画像参照)。
フォッサマグナは北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界にあたる。フォッサマグナの断層に沿ってマグマが上昇し、北から妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山と火山列が続く。また、そこには赤倉温泉、草津温泉、伊香保温泉、箱根など温泉地が集中している。
フォッサマグナ北部では地層の褶曲(しゅうきょく)構造が見られる。その褶曲構造のうち、上に凸の部分である背斜(はいしゃ)構造に密度が小さく軽い石油や天然ガスがトラップされるため(下に伏せたお椀のなかに、下から湧く軽い石油や天然ガスがまわりに逃げずに集積するように)、新潟県では石油や天然ガスが生産される。
一方、南部ではフィリピン海プレートに載った火山島を北上し、北アメリカプレートと衝突し、日本列島にくっついた。最初に丹沢山地に岩体が火山島として運ばれ日本列島にくっつき、その後、別の火山島が運ばれ伊豆半島がくっついた。また、その衝突により、丹沢山地の岩体が隆起し山地が形成された。伊豆半島はかって火山島であったため各地に温泉が湧いているのだ。
丹沢山地や伊豆半島を運んで衝突したフィリピン海プレートは、糸魚川・静岡構造線の西側の土地を北西方向に押し続け、南アルプスが隆起することになる。南アルプスは斜めに入った断層が両側から押される逆断層であり、斜めに入る断層の上に載っている部分が北西に押される力でますます上に上っていき、隆起した。
糸魚川・静岡構造線の諏訪湖あたりを起点に南西に延び、西南日本のほぼ中央を縦走する主要な地質構造線を中央構造線(メディアンライン)とよんでいる。ナウマンによって命名されたこの構造線を境に、北側を西南日本内帯、南側を西南日本外帯とよんでいる。
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どうでもいい、じじぃの日記。
フォッサマグナ・・・日本列島を中心で捻じ曲げている巨大な溝のことを言う。別な表現では糸魚川静岡構造線です。
日本列島は昔、フォッサマグナと言われるあたりで、2つに分かれていたらしい。
(今の長野県あたりは、海だったというから驚きだ)
それがインドがユーラシア大陸に吸い寄せられていったように、フィリピン海プレートにあった多くの火山(富士山火山帯)が、フォッサマグナに吸い寄せられていったらしい。
2つに分かれていた日本が、中央に富士山火山帯が乗っかって1つになったのだとか。
めでたし、めでたし。