じじぃの「日本復活・トヨタ・全固体電池EVで世界トップに!日本経済新聞」

トヨタ 「全固体電池」2027年にもEVで実用化へ 水素の燃料電池車も次世代型を開発(2023年6月13日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zXU0AEtWAK0


トヨタ時価総額、『全固体電池』の実用化目途発表で「約3.9兆円」も増加したワケ【ストラテジストが解説】

2023年6月15日 Yahoo!ニュース

『全固体電池』って何ですか?

●従来のEVやハイブリッド車(HEV)に搭載されるリチウムイオン電池ニッケル水素電池は、電極から「液体」の電解質に電気を取り込み充電します。
一方この『全固体電池』では、電解質を固体に変えることで、電池のエネルギー密度を高め、EVの性能を大きく改善することができるといわれています。このため『全固体電池』は、リチウムイオン電池に代わる次世代電池の本命とされています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49148270601784c1e5644326575de0494d16b67a

日本経済新聞』 2023年6月13日発行

トヨタ、27年にも全固体電池EV投入 充電10分1200㌔ より

トヨタ自動車は2027年にも次世代電池の本命とされる「全固体電池」を搭載した電気自動車(EV)を投入する。

10分以下の充電で約1200㌔メートルを走行でき、航続距離は現在のEVの2.4倍に伸びる。弱点だった電池の寿命を伸ばし、今後は量産化に向けた技術開発を急ぐ。実用化すれば、EV市場の勢力図を塗り替える可能性がある。

量産化技術 開発急ぐ

トヨタがこのほど静岡県の研究拠点で開いた技術説明会で方針を明らかにした。全固体電池の耐久性の課題を克服したとし、具体的な実用化の時期として27~28年をあげ、EVへの搭載を目指すとした。CTO(最高技術責任者)を務める中嶋裕樹副社長は「いい材料が見つかった。世の中に後れを取らず、必ず実用化する」と述べた。

一般に全固体電池はEVで主流の液体リチウムイオン電池に対し、電解質が固体になり、充電時間が短く航続距離を伸ばせるのが特徴だ。固体の電解質と固体の電極を密着させ、離れないようにする必要がある。充放電によって電極が膨脹と縮小を繰り返すと電解質と電極が離れてしまい使えなくなる。これまでは一般的に充放電が数十回~数百回しかできず、実用化に必要な数千回以上が達成できていなかった。

トヨタは全固体電池の研究開発で先行し、1000以上の関連特許を持っている。20年夏には世界で初めて全固体電池を搭載した車両でナンバーを取得し、試験走行した。20年代前半のハイブリッド車(HV)での搭載を目指していた。トヨタは開発をさらに進め、将来は同じ10分以下の受電時間で航続距離を約1500㌔まで伸ばすことも視野に入れている。

EVの性能は電池に大きく左右される。現状は充電の長さや1度の充電で走れる距離でガソリン車やHVに見劣りする。

トヨタの現行のEV「bZ4X」向けリチウムイオン電池の充電時間は約30分で、航続距離は約600㌔だ。日産自動車「アリア」は約45分の充電で380㌔、テスラの「モデルY」は約15分で最大260㌔だ。

全固体電池の普及にあたって今後、量産工法の開発がカギとなる。製造コストを下げる技術開発が欠かせない。科学技術振興機構の試算では、全固体電池(硫化物系)の製造コストは1㌔㍗時当たり6万~35万円で、既存のリチウムイオン電池(同1万4000円)に比べて4~25倍高い。

産業技術総合研究所の小林弘典総括研究主幹は、自動車メーカーが実用化にこぎつけた初期段階では「高級車など一部の車種に限定した形で搭載する可能性が高い」との考えを示す。

全固体電池はリチウムイオン電池の「次」として注目され、各社が研究開発を進めている。
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トヨタは全固体電池とは別に既存の液化リチウムイオン電池の性能も高めていく。26年にも次世代品を投入する計画で、20分間の充電で現行のEV「bZ4X」の2倍に当たる約1000㌔を走行できるようにする。27~28年に全固体電池搭載のEVを投入できれば、30年までには様々な電池を搭載した車種を幅広く取りそろえられることになる。

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どうでもいい、じじぃの日記。

YouTubeから

トヨタ自動車は次世代の車に向けた新たな技術を公開し、リチウム電池に代わる「全固体電池」を2027年にもEV(電気自動車)で実用化を目指すと明らかにしました。

全固体電池は充電時間を10分以下に短縮でき、航続距離も約1200キロに伸ばせるということです。

トヨタは今後の脱炭素戦略での全固体電池について、エンジンとモーターを備えたハイブリッド車から搭載するとしていたこれまでの計画を見直し、早ければ2027年にEVでの実用化を目指すと発表しました。

また、水素を燃料にした燃料電池は燃費の向上やコストが半減する次世代型を開発し、2026年の実装を目指しています。

トヨタハイブリッド車のほか、EVや燃料電池車も含めて全方位的な戦略で脱炭素への取り組みを進める方針です。

日本復活へ!