じじぃの「アリとシロアリ・触角・勤勉な働き者?まぎらわしい生きものたち」

アリの巣に「世界最強のシロアリ」を入れると…

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CjBzkCy11Vs

アリとシロアリ

https://ecopowder.com/column/about_shiroari/img/shiroari_image03.gif

   
働かないアリも集団維持に必要?

働かないアリも集団維持に必要 北大研究者が興味深い研究成果

2017年02月21日 HUFFPOST
アリの集団が長い期間存続するためには常に働いているアリだけでなく働かないアリもいる必要がある―。
こうした興味深い研究を北海道大学大学院農学研究院の長谷川英祐(はせがわ えいすけ)准教授らがこのほどまとめた。アリの世界では、働き者のアリが疲れて働けなくなると怠け者のアリが「交代要員」として働き始めるという。論文は英科学誌に掲載された。
https://www.huffingtonpost.jp/science-portal/ant-skive_b_9287342.html

どっちがどっち まぎらわしい生きものたち』

梁井貴史、金子貴富/著 さくら舎 2021年発行

アリとシロアリ より

アリとシロアリは女王を中心に集団生活をするところや、その名前から混同されがちです。しかし類縁関係はなく、アリはハチの仲間(膜翅目)の昆虫ですが、シロアリはゴキブリに近縁な昆虫(等翅目)です。

アリは胸と腹の境界が著しく細くくびれている姿から、羽が退化したハチの仲間であることがわかります。ある種類のハチが空中生活を止めて、土の中で生活するようになったものと考えられています。

アリという名前は「歩く」の古語「歩(あり)く」に由来します。名前にたがわず、夏のうだるような暑さのなかでも、休むことなくある気まわってひたすら餌を探します。『イソップ物語』ではアリは勤勉な働き者で、キリギリスは将来のことも考えず遊ぶほうけているというキャラです。あとになって途方に暮れるキリギリス……として描写されていますが、最近ではこの話も変わってしまい、《北風が吹きはじめた頃、腹ペコ状態のキリギリスは食べ物を分けてもらおうとアリさんの家を訪ねました。ノックしても返事がありません。不審に思ったキリギリスさんがそっとドアを開けてみると、休みもとらずひたすら働きつづけたアリさんは全員過労死していました。キリギリスは労せずして大量の食べ物を得ることになりました。》

アリの交尾は空中高くで行われ、オスの数はメスの10倍ほどもいるので、メスにめぐりあえず、あぶれてしまうオスが数多く出ます。これがいわゆる「羽(は)アリ」です。

シロアリも春に結婚飛行しますが、オスとメスの比は1:1でオスがあぶれるなんてことはありません。アリが女王中心の社会生活を営むのに対して、シロアリの巣にはいつも女王と王がいて交尾を行って産卵します。

アリではメスの成虫が、シロアリでは成長を止めた雌雄の幼虫がワーカーや兵隊として働きます。つまりアリは大人が働きますが、シロアリは子どもが働いています。

日本には16種類ものシロアリがいますが、そのうち駆除の対象となっているのはヤマトシロアリ(国内全域に分布)とイエシロアリ(九州~四国に分布)です。したがって九州と四国には両種とも生息しています。

アリは雑食性ですが、シロアリは木材(セルローズ)を食べる偏食家です。一般家屋でシロアリの存在に気づくのは、有翅虫(羽アリ)の出現によってです。4月から6月頃に見られるシロアリの羽アリは、前羽と後ろ羽の大きさが同じであることで区別できます。羽がある状態で、体や羽が黒っぽけれどヤマトシロアリ、黄色っぽければイエシロアリです。地上に降りるとすぐに翅は抜け落ちてしまいます。シロアリによる家屋の被害で始末が悪いのは、木材の内部だけを侵食し、外部はまったく変化がないことです。

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どうでもいい、じじぃの日記。

どっちがどっち まぎらわしい生きものたち』という本に、「アリとシロアリ」が書かれていた。
本には、「アフリカゾウアジアゾウ」「ムササビとモモンガ」「セイウチとトド」「タラバガニとズワイガニ」「ワシとタカ」「ジュゴンマナティー」「バッタとイナゴ」など、絵(イラスト)を注意深く比べないと見分けがつかないような動物たちの例がたくさん載せられている。

これらの動物は「似て非なるもの」のことなのだろうか。

「しかし類縁関係はなく、アリはハチの仲間(膜翅目)の昆虫ですが、シロアリはゴキブリに近縁な昆虫(等翅目)です」

シロアリがゴキブリに近い昆虫、とは驚いた。

アリとシロアリは、体の色、触角の形、胸と腹の間のくびれの違いなどで見分けられる。

「アリが女王中心の社会生活を営むのに対して、シロアリの巣にはいつも女王と王がいて交尾を行って産卵します」

先日、BSフジ「プライムニュース」を見ていたら、「生物学で考える人口減少と少子化対策」をやっていた。

このままの状態が続けば、日本は2050年には1億人割れが起きるのだとか。

アリさんの繁殖の仕方が参考になるとか、言っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=zJO0cA9s3ac