じじぃの「ミツバチの爆死・女王バチと交尾したオスの悲劇とは?理系の話」

女王蜂の交尾 働き蜂の寿命 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jdoF7UWmnOM
ミツバチについての基礎知識 ミツバチとはどんな生物か? 山田養蜂場ミツバチ研究支援サイト HOBEEY
女王バチは、巣房からでて一週間ほどで、数日間、雄集団が舞う空間に交尾のために飛んでいき、精子を貯留して戻ってから、後はひたすら産卵を続ける。
http://www.bee-lab.jp/hobeey/hobeeydb/db01/hobeey01_13.html
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
ミツバチの裏 女王バチと交尾したオスの悲劇とは? より
交尾したカマキリのオスがメスに食われていくように、昆虫のオスには無惨な最期を遂げるタイプがいる。ミツバチのオスも、その1つ。女王蜂と交尾できた晴れあるオスには、「爆死」という無残な終焉が待ち受けているのだ。
ミツバチのオスは、交尾のみを目的として生きている。花の蜜などを採ってくる働きバチは、すべてメスのハチだ。オスバチは、巣のなかで育つ新たな女王蜂が、巣から出ていくのをひたすら待っている。
巣のなかで育った新たな女王蜂は、巣から飛び立つと、性フェロモンを振りまく。これに複数のオスバチが反応、女王蜂を追いかけはじめる。体力にすぐれたオスバチのみが、女王蜂との交尾に成功する。
交尾では、女王蜂の腹部先端にある指針室が開口、そこにオスバチが生殖器を入れ、精液を注ぎ込む。その瞬間、オスバチの内臓は破裂し、内臓を爆破された格好のオスバチは絶命し、地表に落ちていく。
女王蜂は、こんな交尾を何匹かのオスと繰り返し、交尾したオスは、内臓を破裂させては、絶命していく。こうして女王蜂の体内には多くの精液が溜め込まれ、その後、女王蜂は、それを小出しにしながら産卵を繰り返す。
女王蜂と交尾できたオスの内臓がなぜ破裂してしまうのか、そこは謎のままであるが、交尾できなかったオスにも、無残な最期が待っている。生殖シーズンを終えたオスバチたちは、もはやハチ社会にとって用済みである。働きバチによって巣から追い出されてしまうのだ。
オスバチには捕食能力はなく、自分でエサを確保できない。そのため、オスバチは放浪の果て、野垂れ死にすることになるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ある本に、「人間にだけ長い老化過程がある」と書かれていた。
野性の動物は生殖できなくなると生きながらえることが難しくなる。ほとんどの動物は老齢期に入ると他の動物に食われてしまう。
女王バチと交尾したオスは「爆死」する
天国に行くためという、「イスラム国」の連中の爆死を思い出させる。