じじぃの「トルコ大地震から1週間・山田寅次郎・被災地支援チャリティー寄席!夕刊フジ」

“130年前”祖父の思いつなぎ…「寄席」で義援金を 日本人女性がトルコ大地震支援へ(2023年2月13日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HzG_atCGQto

“130年前”祖父の思いつなぎ…「寄席」で義援金


トルコ大地震1週間 被災地支援チャリティー寄席 東京 渋谷

2023年2月13日 NHK 首都圏のニュース
トルコ南部で起きた地震の被災地を支援しようと都内でチャリティーの寄席が行われました。
これは東京・渋谷区の美術館が開いたもので、落語家の桂春蝶さんが、オリジナルの落語を披露しました。
落語は明治23年に和歌山沖で遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号に対し、山田寅次郎という青年を中心に地元住民が懸命に支援したという実話をもとに作られました。
この美術館の理事が山田寅次郎の孫にあたることから開催が決まったということで、13日の昼の部にはおよそ50人が訪れて軽妙な話術に聞き入り、日本とトルコの絆が語られる最後の場面では涙を流す人もいました。
訪れた人は2000円以上の寄付を行うことになっていて、全額、トルコ大使館を通じて被災地に送られるということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230213/1000089745.html

夕刊フジ』 2023年2月13日発行

明治から100年を超える両国の友情 トルコ大地震にチャリティー寄席 より

桂春蝶の蝶々発止
トルコ南部を震源とする巨大地震が発生し、3万人を超える死者が出ています。多くの建物が倒れた被災地の映像を見るたびに、胸がつぶれるような思いです。
親日国・トルコのために立ち上がらなければならない」

私はそう決心しました。東京都渋谷区の通称キラー通りにある「ワタリウム美術館」で13日、チャリティー寄席を開催します。落語一席のみですが、私の創作である「約束の海~エルトゥールル号物語~」を演らせていただきます。

このエルトゥールル号をめぐる実話こそ、日本とトルコの友好の礎となっています。1890(明治23)年、和歌山・串本沖で、トルコ(オスマン帝国)の友好使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が暴風雨で座礁・沈没しました。

事故発生直後から、地元住民が懸命の救助活動を行い、乗組員656人のうち、何とか69人を助けましたが、587人が死亡・行方不明となりました。生存者は後日、日本海軍の軍艦が母国まで送り届けました。
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会場のワタリウム美術館を主催する和多利月子さんの祖父は、エルトゥールル号の犠牲者を悼み、現在の金額で1億円もの義援金を集めて、トルコに届けた実業家の山田寅次郎さんです。

寅次郎さんは、皇帝に請われてトルコに残り、陸海軍の士官に日本語や日本文化を教え、日本とトルコの架け橋となった方です。

折しも、チャリティー寄席を開催する13日は、寅次郎さんの66回目の命日です。すべてのご縁が重なっていきます。間に合えばお越しくださいませ。

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じじぃの日記。
トルコ南部のシリア国境近くで大地震が発生してから13日で1週間が経った。
トルコとシリアの両国では、これまでに合わせて3万5000人以上が死亡したと伝えられ、今も多くの人たちが倒壊した建物の下に取り残されている。

そんな中、トルコの日本の援助隊が派遣されている現場で11日、女の子が救出され日本の医師の診察で無事が確認された。

2月13日の『夕刊フジ』に桂春蝶「明治から100年を超える両国の友情 トルコ大地震にチャリティー寄席」という記事が載っていた。

1890(明治23)年に和歌山沖で遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号に対し、山田寅次郎(1866 - 1957)という青年を中心に地元住民が懸命に支援したという、100年もの昔のことがトルコではずっと語り継がれてきたのだそうです。
2月13日は山田寅次郎さんの66回目の命日だったそうです。