温暖化対策を身近に ― CO2直接空気回収マシーン CARS-α
InnoUvators
温暖化問題には諸説あるが、少なくとも1人1人の意識を変えることが解決には不可欠である。
「ひやっしー(CARS-α)」と呼ばれるこのマシンは、ボタンを押すだけで大気中のCO2を回収することができる。
https://innouvators.com/ja/article/10880/
地球ドラマチック 「地球“冷却化”作戦!」
2021年12月11日 NHK Eテレ
世界各地で起きている異常気象。地球の温暖化は危機的なレベルに到達している。
そんな中、科学者たちは革新的な挑戦を続けている。大気中から二酸化炭素を取り出し、地下の岩盤に流して地球に戻すプロジェクト。二酸化炭素を資源として、セメントなどを作る技術。さらに化学物質や微粒子を大気にばらまき、人工的に気候を変えたり、太陽光を遮ったりして、地球全体を冷やすアイデアまで登場した。
(アメリカ2020年)#SDGs
1970年、月面着陸に向かっていたアポロ13号で事故が発生します。
宇宙飛行士たちは想定外の深刻な問題に直面します。
呼吸で出る二酸化炭素を取り除く必要がありました。
呼吸のたびに、船内の二酸化炭素の量は増え、空気の毒性が強まります。
宇宙飛行士たちが生き延びられたのは、空気ろ過装置に工夫を加えたことで増えた二酸化炭素を除去できたからでした。
ろ過装置の中ではマイナス電気を帯びたフィルターが二酸化炭素を分離・吸着し、空気から取り除きます。
このような装置を地球の大気に応用できないのでしょうか。
https://www.nhk.jp/p/dramatic/ts/QJ6V6KJ3VZ/episode/te/M74272J8W3/
二酸化炭素直接空気回収 より
家庭用・オフィス用の小型機が登場
二酸化炭素の回収・再利用は大型装置を持つ大企業などが取り組む事業と考えがちだが、小型の回収機器をつくり、家庭に導入してもらい、小さな回収を積み重ねて二酸化炭素を削減しようという取り組みがある。
太陽光発電の電力で動き、1年間連続稼働させると約50キログラムの二酸化炭素を回収する。これは約210平方メートルの草原の年間二酸化炭素純固定量に相当するという。
一般社団法人炭素回収技術研究機構(CRRA、シーラ)が開発、提供する二酸化炭素直接空気回収装置(CARS-α)である(愛称は「ひやっしー」)。対話型のAI(人工知能)を搭載し、回収量などへの問いかけに反応する。
使用量は企業の場合、月額4万2000円、個人の場合、月額3万円などとなっている。
技術の評価は特許申請中のため非公開。開発者はCRRAの代表理事・機構長で、東京大学の学生でもある2000年生まれの村木風海氏である。
当初の装置は中学生の時につくり、その研究が2017年度の総務庁異能vationに採択され、同プログラムの支援を受けて試作や製造を進めた。
内部に搭載している二酸化炭素直接空気回収カートリッジは1ヵ月~3ヵ月程度に1回交換する。回収した二酸化炭素は温室の施肥などに使用する。
二酸化炭素からつくる石油代替燃料や化学製品の材料の研究開発も進めている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
地球温暖化の進行を遅らせるため、カーボンニュートラルが叫ばれている。
アポロ13号の爆発事故では、船内での水酸化リチウムが含まれたフィルターがCO2を吸収し、宇宙飛行士の命を救った。
しかし、地球規模でCO2を除去する方法がないものだろうか。
例えば、海水を淡水化する浸透水ポンプ(フイルター)で一気に濾過する。
海水淡水化向け技術 逆浸透膜で東レ、日東電工、東洋紡が合わせて世界シェアは7割だそうだ。
日本では、炭素回収技術研究機構(CRRA、シーラ)が開発、提供する二酸化炭素直接空気回収装置(CARS-α)が開発されているのだとか。
原理は、
空気中の二酸化炭素(CO2)と水酸化ナトリウム(NaOH)を反応させることで、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を発生させる。
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が塩酸(HCl)と反応することで、二酸化炭素(CO2)と塩化ナトリウム(NaCl)が生じる。
上記の反応をサイクルさせることで、二酸化炭素(CO2)を空気中から単離する。
というものらしい。
(https://blog.goo.ne.jp/takahashikei0309/e/851342498c290319627799f9d3030b16)