じじぃの「アポロ13号・地球“冷却化”作戦・二酸化炭素を取り除け!地球ドラマチック」

地球温暖化を防ぐ(動画シリーズ:2分でわかる! 世界の自然を守るWWFの活動)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lZVooqQVBos

What Caused The Explosion That Crippled Apollo 13?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eO19LTJZM6c

栄光なる失敗 アポロ13

【惨事(Tragedy)】 栄光なる失敗 アポロ13号(後半)

2016-02-13 チーム・マネジメント

二酸化炭素濃度の上昇

月着陸船に3名のクルーが4日間滞在するため、月着陸船のバッテリー電力を確保するために必要最低限な機器以外は遮断されました。宇宙では太陽が当たれば数百度、反対に影側はマイナス数百度に達します。船内を保温するヒーターも切ったため、船内も摂氏5度を下回る環境となりました。
3名のクルーが吐き出す二酸化炭素を十分除去できず、船内における二酸化炭素の濃度も上昇しました。二酸化炭素は、地球温暖化の原因とも言われていますが、地球の大気中で0.03%程度です。二酸化炭素の濃度が3~4%を超えると頭痛・めまい・吐き気などを催し、7%を超えると数分で意識を失うことになります。アポロ宇宙船では、水酸化リチウムが含まれたフィルターが二酸化炭素を吸収して、船内の二酸化炭素濃度を低下させていました。
フィルターの交換が必要でしたが、開発メーカが違うため、月着陸船のフィルターは円形、司令船のフィルターは四角形であり、そのままでは司令船フィルターを装着できません。船内にある紙、袋、テープなどを用いてアダプターを制作し、司令船フィルターを用いて二酸化炭素濃度を低下させました。
補足ですが国際宇宙ステーションでは、ナノメートルオーダーの細孔が規則的に並んだゼオライト(Zeolite)によって二酸化炭素を吸着させ、その後吸着した二酸化炭素を超真空の宇宙空間へ排出しています。
https://team.hatenablog.jp/entry/2016/02/13/162656

地球ドラマチック 「地球“冷却化”作戦!」

2021年12月11日 NHK Eテレ
世界各地で起きている異常気象。地球の温暖化は危機的なレベルに到達している。
そんな中、科学者たちは革新的な挑戦を続けている。大気中から二酸化炭素を取り出し、地下の岩盤に流して地球に戻すプロジェクト。二酸化炭素を資源として、セメントなどを作る技術。さらに化学物質や微粒子を大気にばらまき、人工的に気候を変えたり、太陽光を遮ったりして、地球全体を冷やすアイデアまで登場した。
アメリカ2020年)#SDGs

歴史上、かつてない時代が到来しています。
地球は単なる住みかではなく、私たちが守っていかなくてはならない存在になりました。
産業革命以降、人類は二酸化炭素を排出し続け、地球の温暖化を引き起こし深刻な気候変動を招いてきました。事態は悪化しています。
被害を目のあたりにして、気候変動に対する人々の意識は急速に変わりました。
子供たちはやがて姿を変えた地球を見ることになるでしょう。
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先進諸国は今後30年の内に二酸化炭素を排出しないエネルギーシステムへ変換する必要があります。
幸いにも手段はあります。
さらに近年の技術革新は過去100年をはるかに凌ぐものです。
解決策はあるのです。
気候を操作する最新の科学技術にはどんなものがあるのか。
本当に地球を冷やせるものでしょうか。
あらゆる可能性に目を向ける必要があります。

地球“冷却化”作戦!

地球を冷やすにはまず二酸化炭素の排出量を減らし、次に大気から取り除く必要があります。
そもそも、私たちは二酸化炭素をどれだけ排出しているのでしょうか。
アメリカの首都ワシントンにある広大な公園ナショナル・モールの端から端まで石炭を敷きつめたとします。
ワシントン記念塔の10倍の高さまで石炭を積み上げます。
これが1ギガトンの石炭です。ギガは10億なので、10億トンです。
私たちは毎年この10倍以上の炭素を燃やしています。
地下から石炭などの化石燃料を100億トンも採掘し、世界中の発電所やエンジンや工場などで燃やしているわけです。
100億トンつまり10ギガトンの炭素を燃やすと37ギガトンもの二酸化炭素が発生します。
毎年排出される37ギガトンもの二酸化炭素
地球温暖化を抑制するのはこの排出量を減らし、ゼロにしていく必要があります。
さらに、大気中にも過去に排出された大量の二酸化炭素があります。
問題は排出された二酸化炭素が何千年にもわたって大気中に留まるというこtです。
大気中の二酸化炭素の量は年々増え、産業革命以降の累計は1兆トンに近づいています。
この二酸化炭素は取り除かない限り、大気中に留まり続けます。
大気中から二酸化炭素を取り出す。
過去に経験があります。
アポロ13号生還のカギとなった技術でした。
船内の空気からどうやって二酸化炭素を取り除くかということがポイントでした。

1970年、月面着陸に向かっていたアポロ13号で事故が発生します。

宇宙飛行士たちは想定外の深刻な問題に直面します。
呼吸で出る二酸化炭素を取り除く必要がありました。
呼吸のたびに、船内の二酸化炭素の量は増え、空気の毒性が強まります。
宇宙飛行士たちが生き延びられたのは、空気ろ過装置に工夫を加えたことで増えた二酸化炭素を除去できたからでした。

ろ過装置の中ではマイナス電気を帯びたフィルターが二酸化炭素を分離・吸着し、空気から取り除きます。

このような装置を地球の大気に応用できないのでしょうか。

https://www.nhk.jp/p/dramatic/ts/QJ6V6KJ3VZ/episode/te/M74272J8W3/