じじぃの「科学夜話・ハッピーテック(感情推定)・卓球ロボット!世界を変える100の技術」

オムロン 卓球ロボット 第7世代フォルフェウス

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mjT3kjW9jsw

オムロン 卓球ロボット「フォルフェウス」


オムロン卓球ロボが進化、手首と肘を得て、あなたの腕前を評価する

CES2019 MONOist
オムロンは、消費者向けエレクトロニクス展示会「CES 2019」(2019年1月8~11日、米国ネバダ州ラスベガス)において、5世代目となる卓球ロボット「フォルフェウス」を世界初公開した。
カメラやサーボシステムの変更により従来と比べて返球できる球種が増えた他、卓球の上級者の動きを基にしたコーチング機能が新たに搭載された。
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/1901/21/news043.html

『世界を変える100の技術』

日経BP/編 日経BP 2021年発行

ハッピーテック(感情推定など) より

カメラやセンサーで表情や行動を把握、喜びなど感情を推定

人間に幸福をもたらす「ハッピーテック」が日常生活の様々なシーンに実装される日が近づいている。
センサーやAI(人工知能)などを使い、人の表情や生体データ、行動などを捉え、そのデータを分析して喜び、怒り、悲しみ、戸惑いなどの感情を類推する。
利用する人の感情に応じて製品をパーソナライズすることが可能になる。

様々な企業や研究機関が感情推定技術の開発を急いでいる。データドブリンならぬ、「感情ドブリン」による開発時代の到来である。
自動車、街、学校、住居、職場、スタジアム・アリーナや劇場などあらゆる空間に導入される可能性がある。感情推定技術を人間が介在するさまざまな空間に適用することで1人1人に寄り添った製品やサービスを提供し、幸福(喜び)というゴールに近づける。

現在はカメラや種々のセンサーの情報を通じて感情を推定できつつある段階だが今後の技術進化によって近い将来、日常生活の様々な空間で製品やサービスの利用者の感情を読み取って適切なフィードバックをリアルタイムに返す世界が訪れる。

このため感情推定技術に関する製品やサービスは急速に成長しそうだ。米国の調査会社Tracticaによると、感情認識・感情分析のソフトウェア市場は2025年に38億ドル(約4000億円)の規模に達する(2020年は5億ドル=約520億円)。

感情推定技術の開発に力を注ぐ1例としてオムロンは卓球ロボット「フォルフェウス(第6世代)」で対戦相手の表情を捉え、感情を推定することに取り組んでいる。対戦相手が返球に困っているのか、それともラリーが簡単過ぎて退屈なのかなどを推定し、球の速度や返球位置などを調整して対戦相手のモチベーションを高める。

こうした感情推定によるモチベーション向上の仕掛けは、何らかの技能を高めるための訓練用の機器やサービスに応用できる可能性がある。さらにVR(仮想現実)と組み合わせると大きな効果が生まれるかもしれない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
オムロン卓球ロボは、相手の手首と肘の情報から、返球のスタイルを変えているのだそうだ。
まあ、ロボットが「空気をよむ」に似ているのだろうか。
AIを搭載したロボットが進化し、相手にこうしたら「喜ぶだろう」という行動するようになるかもしれない。
ロボット、「この程度の人間だったらこれでいいだろう」
ロボットはまず、相手の表情を真似る。
次に、なにやら、呟く。
次に、両手を広げ、肩をすくめる。
(呟く・・・何を言っているかわかりません)
結構、笑いが起こるかもしれない。

アスペルガー老人相手だと。
ロボットはまず、相手の表情を真似る。
次に、なにやら、呟く。
次に、両手を広げ、肩をすくめる。
(呟く・・・ダメだこりゃあ)
トホホのホ。