じじぃの「少し気になる話・ロボット(AI)対人間・じゃんけんに必勝法がある?すごすぎる実験」

Rock-Paper-Scissors game using computer vision and machine learning on Raspberry Pi

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ozo0-lx_PMA

Rock-Paper-Scissors


驚きだ・・・日本人が、「勝率100%」のじゃんけんロボットを開発したぞ!

2018年03月12日 エキサイトニュース
物事の優先順位を決めたり、勝敗を決めたりするのに日常的に用いられるジャンケン。
理論上、2人でやれば勝ち、負け、あいこの確率はそれぞれ3分の1になるのだが、そこにさまざまな心理的な駆け引き、個人のクセなどが入り込むことで、現実には勝率が3分の1ピッタリになることはない。中国メディア・東方網は9日、日本の研究グループが勝率100%の「ジャンケンロボット」を開発したとする記事掲載した。
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20180312013/

『世界の研究者が調べた すごすぎる実験の図鑑』

ライブ/企画・編 カンゼン 2022年発行

第1章 生活に関係する実験&研究 より

じゃんけんに必勝法がある?

じゃんけんで勝つか負けるかは、「運」によってのみ決まり、そこに必勝法など存在しないというのが常識です。確かに、エスパーでもない限り、相手がどの手を出すかを正確に読むことなどできませんから、勝敗は運任せと考えるのが普通でしょう。ただ、その一方で世の中には、”じゃんけんに勝つための方法”を真剣に研究している人たちもいます。
たとえば、相手が「グー」「チョキ」「パー」のどれを出すかは、1/3の確率のように思えますが、数学者の芳沢光男が1万1567回のじゃんけんの記録を調査をしたところ、じゃんけんで出す手の割合はグーが35.0%、チョキが31.7%、パーが33.3%という結果になりました。つまり、最初はグーに勝てる手の「パー」を出すのが、統計上は最も勝つ確率が高いというわけです。なお、じゃんけんの世界大会を主催する「世界じゃんけん協会」の調査でも、グーを出す確率が35.4%、チョキを出す確率が29.6%、パーを出す確率が35%となっており、これらのデータでも最初は「パー」を出すのがもっと得策であることが示されています。
また、あいこの場合、2回続けて同じ手を出す割合は22.8%しかなく、8割近くは手を変えることも確認できました。したがって、たとえばグーであいこの場合、相手は次にパーかチョキを出す確率が高いので、チョキを出せば勝ちか、あいこにしやすいということになります。
また、中国の浙江大学の研究チームが360人の学生と行なった実験では、学生たちの出す手には大きな2つの傾向があることがわかりました。ひとつは、1回で勝負が決着した場合、勝者は次の勝負で出す手を変えずに同じ手を出す確率が高いということです。したがって、1回で勝負が決着して自分が負けた場合、相手は続けて同じ手を出す確率が高いのですから、次の勝負ではこちらはそれに勝つ手を出すのがベストということになります。
ふたつ目は、同じ手で2度以上連続して負けた場合、敗者は手を変えやすく、変える手は相手が自分に勝った手に勝つ手であるということです
たとえば、自分がグーで連勝した場合、相手が次に出すのはグーに勝つ「パー」の可能性が高いため、こちらは「チョキ」を出すのが得策ということになります。もちろん、これらは必勝を約束するものではありませんが、少しでも勝率を高めたいなら実践してみるといいかもしれません。

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どうでもいい、じじぃの日記。
中国はよく監視社会といわれる。中国全土では約2億台の監視カメラが存在し、「顔認証」技術が急速に普及している。
日本のNECは2021年、米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した顔認証技術のベンチマークテストで世界第1位を獲得した。
実は、顔認証技術で日本は世界トップクラスなのだそうだ。

じゃんけんに必勝法があるか?

手の動きがないAI対AIのじゃんけんでは、じゃんけんの確率のみの戦いになる。
手の動きがある人間対ロボットの場合、人間はロボットに全く敵わないそうだ。
一瞬の手の動きを、ロボット(AI)が顔認証技術で読み取るからだ。
まだまだ、日本も捨てたもんじゃないらしい。