じじぃの「人型ロボットNAO・アトムのようなロボットと暮らしてみたら!SFリアル」

アルデバラン・ロボティクスのNAO 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0m6jH1zxCug
NAO Emotional Gesture

SFリアル 「アトムが現実に? ロボットと暮らしてみたら・・・」 2016年8月23日 NHK
かつてのSFが現実になる。今回のテーマは「人型ロボット」。
アトムのようなロボットとの生活は、人間に何をもたらすのか?ロボットと暮らすリアルに迫る!
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92593/2593195/
8月23日 NHK SFリアル 「アトムが現実に? ロボットと暮らしてみたら」 より
1951年に手治虫によって生み出された人型ロボット アトム。
私たちと同じように会話し優しい心を持った人間のパートナーだ。
21世紀に入り、飛躍的に進化を遂げてきた人型ロボット。
特に今年は高いコミュニケーション能力を備えたロボットが一般の家庭にも普及し始めロボット元年ともいわれる。
ロボットとの暮らしは私たちの家族の形さえ変えていくかもしれない。
今回一人のロボット研究者(アンジェリカ)が人型ロボットと共に暮らす実験を行った。
来たるべきロボット社会をまずは自ら体験する必要があると考えたのだ。
期間は6ヵ月。日常生活やロボットに対する気持ちがどのように変わっていくのかを記録した。
人間がロボットと暮らすリアル。それは一体どんなものなのだろうか。
アンジェリカ、「こんにちは私はアンジェリカ。ロボットの研究開発をしています」
ロボットと6ヵ月間限定の共同生活。研究者にとっても貴重な体験です。
お昼過ぎに、ダンボールに入れられたロボットが来ました。
ナオ(NAO)というロボット。
ダンボールを開けて、アンジェリカ、「こうして箱に入っていると何だかおもちゃみたいね」
ナオはフランス生まれの人型ロボット。
一般に販売されている中で最高レベルのコミュニケーション能力を持ち70ヵ国の大学などで研究用にも導入されている。
運動能力も高く、ロボットサッカーの世界大会(ロボカップ)で標準モデルにも選ばれているのだ。

                            • -

『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』 ミチオ・カク/著、 斉藤隆央/訳 NHK出版 2015年発行
感情を持つロボット より
NAO(ナオ)を紹介しよう。
うれしいとき、彼は手を伸ばしてあなたを迎え、ぎゅっと抱きしめてほしがる。悲しいときには頭を垂れ、背中を丸めて哀れな様子を見せる。おびえたときには、頭をなでて安心させてくれるまで、恐怖に身を縮める。
まるで1歳児のようだが、NAOはロボットだ。身長は58センチで、おもちゃ屋で見かけるトランスフォーマ―などのロボットによく似ているが、世界最先端の、感情を持つロボットのひとつなのだ。開発には欧州の産学共同研究チームがあたり、フィーリックス・グロウィングのプロジェクトの一環として、欧州連合が資金を援助した[現在、フランスのアルデバラン・ロボティクス社が製品化し販売している]。
開発者らは、彼が喜び、悲しみ、恐怖、興奮、誇らしさといった感情を示すようにプログラムしている。ほかのロボットが初歩的な顔の動きと言葉で環状を伝えるのに比べ、NAOはポーズや仕草などのボディーランゲージに優れている。ダンスまで踊れる。
一部の感情だけを身につけるように特化されたほかのロボットと違い、NAOは幅広い感情を身につけている。まず相手の顔に視線を定め、だれであるかを割り出し、その人物と以前に交わしたやりとりを思い出す。次に、相手の動きを追いはじめる。たとえば視線を追って、相手が何を見ているのかを知るのだ。続いて、交流を始め、相手の仕草への反応を覚えていく。たとえば笑いかけられたり頭をなでられたりすれば、彼にはそれが好意的なサインだとわかる。彼の脳にはニューラル・ネットワークがあるため、人間とのやり取りから学習することができるのだ。さらにNAOは、人とのやりとりに応じて感情を表現する(感情による反応は、テープレコーダーのように、あらかじめすべてプログラムされているが、状況に合わせてどの感情を選ぶかは彼が決める)。そして最後に、人とやりとりを重ねるほど、NAOはその人の気分がよくわかるようになり、互いの絆が強まる。
NAOは単に「人格」を持つだけでなく、それを複数持ちうる。人とのやりとりから学習し、どのやりとりも唯一無二のものなので、やがていろいろな人格が現われるのだ。たとえば、ある人格は、かなり自立心が高く、人間の手引きをあまり必要としないかもしれない。別の人格は気に小さな怖がり屋で、部屋にある物におびえてひっきりなしに人の助けが必要かもしれない。

                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
8/23、NHK SFリアル 「アトムが現実に? ロボットと暮らしてみたら」を観た。
ナオ(NAO)は感情を持つロボットだ。
ナオに何かをさせる仕組みはスマートフォンのアプリと同じだ。
初期設定ではできることが少ない。
しかし、アプリをインストールする事でさまざまな事ができるようになる。
こうして人と暮らすロボットとしてカスタマイズしていくのだ。
ナオをスマートフォンと思えばわかりやすい。
携帯電話が普及した数年後、スマートフォンが爆発的に普及した。
ナオもそのうち、一人一台の時代がくるというのだ。
くしゃみし、転んで「イテェ」、「ヤバイ」というロボットと共生する世界らしい。