じじぃの「人の生きざま_471_エドワード・ソープ」

An Intro To Card Counting At Blackjack 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CPvpagEZQr8
カジノも恐れるブラックジャック必勝法「カウンティング」とは? 2013.10.27 日刊SPA!
「海外カジノでプレイヤーが確実に勝てるゲームはブラックジャック(以下BJ)以外にありません。仮に元手が200万円だったとしたら、日当10万円は稼げます」
http://nikkan-spa.jp/509741
林先生の痛快!生きざま大辞典SP 「世界を驚かせた天才たち」 2014年12月10日 TBSテレビ
【MC】林修 【進行】吉田明世 【ゲスト】板野友美尾形貴弘、志田晶、住田裕子ふかわりょう藤本美貴ホラン千秋、レッド吉田、その他
今回の2時間スペシャルでは、二つの切り口で「超天才」の生きざまに迫る。超天才の生きざまを知ることで人間にとって頭の良さとはなにか? それが幸せにどう結びつくのかを林修先生が解説する。
まずは、世界を驚かせ超天才たちにスポットを当てる。世界一IQが高いとされるマリリン・ボス・サバント。世界を驚かせた日本人天才数学者、岡潔。世界一のハッカーを倒した天才ヒーロー、下村努。などを紹介する。
エドワード・ソープ
金儲けの概念を根底から変えた天才。エドワード・ソープは元マサチーセッツ工科大学の教授。天才数学者がギャンブルに挑む。ブラックジャックで確実に勝てる方法を確立。それを証明するためカジノへ乗り込む。
ほとんどのカジノのゲームは、長いスパンでは、カジノ側がプレイヤーよりも統計的に有利に出来ている。しかし、ブラックジャックはプレイヤー側の選択の幅が大きく、「基本戦略(Basic Strategy)」として知られる統計学的に最適な行動をとることによりカジノの優位をおおいに縮小することが出来る。
残りカードに応じてプレイヤーの有利不利や最適な戦略を『近似的に』判断することが可能となる。これがカードカウンティング(card counting)と呼ばれている手法である。
ソープの"Beat the Dealer"によって、カウンティングの有効性が一般大衆に知られるようになって以来、カウンティングで収入を得ることを正業とするカードカウンターが非常に多く出現した。また、1970年代から20世紀の終わりにかけて、カードカウンティングの研究も非常に盛んに行われた。このため、カジノはカードカウンターを排除すべく様々な対抗策を取ってきた。
http://www.tbs.co.jp/suitoku/suitoku20141210.html
エドワード・オークリー・ソープ ウィキペディアWikipedia)より
エドワード・オークリー・ソープ(Edward Oakley Thorp、1932年8月14日 - )は、アメリカ合衆国の数学者。エド・ソープとも呼ばれる。彼は、数学理論をブラックジャックなどのカジノゲームに適用したことで有名である。
【略歴】
シカゴ生まれ。1955年カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) で物理学を専攻し、その後、1959年マサチューセッツ工科大学 (MIT) で数学講師の職に就く。ソープはMITの大型計算機を使いブラック・ジャックの必勝法を数学的に編み出した。その後、彼は、カジノで自らの理論を実践、その正しさを証明していった。
ソープのブラック・ジャック必勝法は、論文にもしたこともあって有名となる。カジノ業界へのインパクトは大きく、カジノの同ゲームのルール変更、管理方法の変更に影響を与えた。
その後、ソープはこの理論が他の分野でも応用ができることを発案、株式市場への投資にも理論を転用した。

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『確率 面白すぎる知恵本---頭がいい人はトクしてる』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2011年発行
”損得の別れ道” 賭けを続けるべきか? 降りるべきか? (一部抜粋しています)
ポーカーの場合、確実に勝負する際は、役をつくるだけでなく、手札を換えるか換えないか、賭けに乗るか降りるかなどの選択が加わります。
ここで大事なのが、プレーヤーの態度です。たとえストレートフラッシュが手元にあっても、平然とふるまうことが勝つ秘訣。ご存知のとおり、「ポーカーフェイス」という言葉はここから生まれました。ポーカーに限らず、トランプを使うゲームの多くは、自分の切り札(本来トランプとはこの”切り札”を指す言葉です)を明かさず、いかに相手の手札を読むか、という心理戦が勝負のカギを握っています。
そんなふうに手札を読んだり顔色をうかがったりするゲームでは、やはり経験がものをいいますが、賭けるべきか降りるべきか迷ったときは、確率の計算によってある程度、判断を下すことが可能になります。
たとえば配られたカードが1枚、2枚……と4枚目までスペードだったとします。これは残り1枚のカードがスペードなら「フラッシュ」ができるという超ラッキーな場面。
この場合、あくまでも今の時点で残り1枚だけの確率を考えると、次にスペードが来る確率は(次に配られるカードの総数)分の(次に配られるカードのうちスペードの数)と考えることができます。
分母になるのは、ジョーカーを除く52枚中、自分に配られた4枚を除いた数。
この場合、ほかのプレーヤーに配られた札も山に残っている札も「配られ方」としては同じ確率で動いているので、「カードが自分に配られる確率」は同等とみなします。とにかく自分が今見えている4枚以外から等しい確率で次の1枚が来るという考えかたです。
一方、分子は、スペードは計13枚のうち4枚がすでに手元にあるという設定です。というわけで、次にスペードが来る確率は、
 (13 - 4) / (52 - 4) = 9 / 48 = 0.1875 ≒ 19%
となります。
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しかし、確率を知っていれば、その時々の状況をシビアに計算して、もうすこし確実な勝負の損得を考えられるようになるわけです。