じじぃの「戸籍制度・身分を超えて結婚相手と出会える国!日本のなかの中国」

西川口省】埼玉県の中華人民共和国の特別自治区が予想以上にヤバかった...【中国に侵食された植民地】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bclChfC81_g

川口市芝園団地の全景。住民に占める中国人の比率は50%を超えている


中国人の街「西川口」の変貌っぷりが凄すぎる

すでに中国人が多数派になっている団地も
2018/08/18 東洋経済オンライン
芝園団地の中国人比率は50%
2013年に芝園団地に住み始めた王琳さん(39歳、本人の希望により仮名)の顔には日本人女性と見紛うような白いファンデーションと真っ赤な口紅が浮かんでいた。話してみると日本語もほぼ完璧。それもそのはず、彼女が留学目的で東北部・遼寧省から来日してきたのはもう17年前のことだという。

この団地で暮らしている日本人について聞いてみると、「日本人の影はないですよ。老人ホームみたいに(アパートの)部屋から出てこない」と答えた。約4500人が住むこの団地の中国人比率は50%を超えており、日本人住民は脇役となりつつあるのだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/233998?display=b

『日本のなかの中国』

中島 恵/著 日経プレミアシリーズ 2024年発行
日本国内に、中国人だけによる「経済圏」が形成されていた! 
在日中国人社会の驚くべき実態を、豊富な取材で明かす迫真のルポルタージュ

5章 多層化していく社会 より

「身分」を超えて結婚相手と出会える国
2023年末、私は来日して6年になるという、20代後半の中国人女性から、結婚したばかりの相手について話を聞いた。

「彼は北京市生まれ、北京大学の出身です。ご両親は会社を経営しています。私は内陸部の小さな田舎町の出身で、両親は小さい企業の会社員。私は内陸部の大学を出て、大学院進学のため、日本にやってきました。
彼とは2年ほど前、在日中国人の食事会で知り合ったのですが、日本でこんないい人と出会えるとは思いませんでした。両親に彼を紹介すると、とても驚き、まさか我が家に北京の親戚ができるなんて夢みたいだ、と話していました」

女性はこういうと目を輝かせた。

中国では、生まれた場所によって戸籍を分ける不平等な制度がある。都市戸籍(非農業戸籍)と農村戸籍(農業戸籍)だ。都市戸籍の人は進学や就職で有利になるが、農村戸籍の人は都市の大学への進学や企業への就職が難しい。

所得、学歴、地域……在日中国人の社会階層
しかし、日本にやってきた彼らの間には、中国の戸籍制度とは異なる「階層」のようなものが存在する。

それは経済的な富裕度、学歴や文化レベル、居住地域などによる社会階層のようなものだ。親子間の考えの違いも、広い意味でその階層を形成する要素に含まれる。

エリート留学生もいれば、出稼ぎ労働者もいて、その中間にはもっと多数の層がある。来日の経緯や出身地、日本での暮らしぶりも異なるので、近年はその階層が多層化してきており、一括りにはできない。
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この人(IT企業に勤務する30代の中国人男性)を取材するため、初めて亀戸駅に行ってみると、駅から徒歩5分ほどで商店街があり、激安の青果店や中国食材店がある。同じ沿線の新小岩の商店街と比べると、それほど賑わっている感じはなく、私が出かけた日の「中国人比率」はあまり高くなかった。

だがこの男性によると、同商店街から西方向に数分ほど歩いた「亀戸二丁目団地」では中国人をよく見かけるという。

「私もそこに住んでいるのですが、とにかく中国人が多いですよ。家賃が安いし、中国の団地のような雰囲気があります。中庭があって、車が敷地内に侵入できないので、小さな子どもが遊んでいても安心です」

私は男性と一緒にこの団地に足を運んでみた。ここはUR都市機構(独立行政法人都市再生機構)の物件で、保証人が不要。家賃が比較的安く(URによると、1LDK~3Kまでで約8万4000円~13万3000円、敷地内にスーパーがあるという諸条件が、中国人比率が5割近い埼玉県川口市芝園団地と酷似していた。

データだけ見れば「江東区には中国人が多い」としかわからないが、実際、そこに住むのは階層の異なる中国人であり、彼ら同士には接点はない。