じじぃの「愛国アピール・中国共産党の管理下に置かれている中国人?日本のなかの中国」

中国秘密警察は「国境を越えた問題」ロンドンの“拠点”を直撃…知られざる実態とは【TV TOKYO International】(2023年6月23日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eRD2x27ET_A


“都内などで脅迫や暴行受けた”中国の民主活動家が独自証言 “中国の秘密警察”日本で活動か その実態は?【news23

2023年6月14日 TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/541672?page=3

『日本のなかの中国』

中島 恵/著 日経プレミアシリーズ 2024年発行
日本国内に、中国人だけによる「経済圏」が形成されていた! 
在日中国人社会の驚くべき実態を、豊富な取材で明かす迫真のルポルタージュ

3章 持ち込まれた中国的論理 より

「一流企業で働く中国人はこんなところに来ない」
これらの行事は春節前に行なわれたせいか、「中国色」が強く感じられた。メンツを重んじる中国的なやり方、特色が表れているのではないかとも思った。

ある日、別の取材で会った中国人にも春節パーティーの話をしたところ、その人は「わかりきったことを……」といいたげな表情でこういった。

「そりぁそうですよ。だって、皆、偉くなりたいから、いつもあっち(中国本土)の顔色をうかがっている。だから盛大にやるし、賓客も招待するんですよ。メンツがある。自分たちには政府の後ろ盾がある。そして、そういう自分たち自身も偉いよ、と多くの人に伝えたいです。やりたい人だけに、やらせておけばいいんですよ」

別の在日歴が長い中国人にもこの話をすると、これらのパーティーやイベントに限らず、最近、在日中国人の間で起きていることを、匿名を絶対条件に説明してくれた。

「いまの中国で、若者はどんどん垢抜けて国際化しているというのに、中年以上の在日中国人は古い価値観のまま取り残され、固まっていると感じます。どれだけ長く日本に住んでも、日本人にはなれないし、中国に帰っても使いものにならない。中途半端で糸が切れた凧のような存在です。20年くらい前で時計は針が止まっていて、日本に何十年もいる間に独特の世界を作り上げたともいえます」

必死に行う「愛国アピール」
匿名の中国人はさらに続ける。
「中国に住んでいるとき、私たちは常に中国共産党の管理下に置かれていました。それはそれは中国人にとって当たり前のことですが、息苦しさや怖さもありました。
そこから逃れて日本にやってきて、いままで味わったことがない自由な暮らしを謳歌してきたはずなのに、いつの間にか、心のどこかで、中国にいたときのように領導(指導者)の存在を求めてしまう。自分たちを導いてくれる大黒柱のような存在ですね。それが日本では中国大使館なのだと思います。
これまで、政治的なことや、中国的なやり方が嫌で、(大使館)後援や協賛などを一切頼まなかった団体もあるのですが私の知人もありイベントをやるとき、結局頼んでいました。短時間でも大使館の人が顔を出してくれれば、周囲からも一目置かれるし、誇らしい気持ちにもなれるので……。
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自分たちはそんなこととは関係ない、とこれまで思っていた人も、周りがそうしているから流されて、同じように大使館の存在を意識してしまう。イベントのチラスには後援、協賛にすらりとそういう「権威的な」名前が並ぶ。それで安心して在日中国人が参加してくれる……。ここ数年、現実に起きていることです」

その話を聞いて思い出したのは、21年7月1日に北京で行われた中国共産党創立100周年の祝賀式典だ。中国のテレビで生中継された式典の様子を写真に撮り、SNSに投稿していた在日中国人がいた。

その人に「たくさん写真を載せていましたね」というと、「もちろんですよ。祖国の重要なイベントですから。それに日本で私たちが何か活動する際は、中国大使館の後援とかサポートが必要なんです。だから……」と話していた。

その人の本心は不明だが、日本に住んでいるのに、なぜか「愛国アピール」に必死だった。

そういえば、知人が組織しているある段階も、オンラインで3時間ほどの内輪の勉強会を実施する際、「開会の辞」をわざわざ大使館の担当者に依頼していて、私は違和感を覚えたことがあった。