中国がパリパラリンピックのメダル数で他国を圧倒
中国がパリパラリンピックのメダル数で他国を圧倒、背景にあるのは…―仏メディア
2024/9/10 レコードチャイナ
記事は、04年のアテネパラリンピック以降毎回のように200個以上のメダルを獲得してきた中国が、今大会でも大台をクリアし、2位の英国に2倍の差をつけて圧倒的な強さを見せつけたと紹介。
中国は今大会、19競技に516人の代表団を送り込み、アスリートの多くは専門的な厳しい訓練を受けてきたとしたほか、各会場では世界各地から集まった人々が中国の国旗を振りながら中国選手に声援を送っていたと伝えた。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/recordchina/entertainment/recordchina-RC_940202
『日本のなかの中国』
中島 恵/著 日経プレミアシリーズ 2024年発行
日本国内に、中国人だけによる「経済圏」が形成されていた!
在日中国人社会の驚くべき実態を、豊富な取材で明かす迫真のルポルタージュ。
3章 持ち込まれた中国的論理 より
SNSで発信する親中派と反中派
在日中国人が発信する情報を見ていると、母国について言及していものが少なくない。母国から検閲されそうな内容を、削除される覚悟で投稿している人もいるし(数時間後に見ると、やはり削除されている)、最初から母国の検閲が及ばないフェイスブック、X(旧ツイッター)などに中国語や日本語で書いているケースもある。
それらの内容は大まかに、親中的(愛国的)なものと反中的(非愛国的)なものに分けられる。ある中国人が教えてくれた。
「1つは、中国をいつも礼賛している親中的な人々です。彼らが来日したとき、中国はまだ貧しかったけれど、中国共産党の領導(指導者)のおかげでここまで経済発展できたことはうれしく、誇らしいと考えており、必要以上に母国を褒めたたえる人たちです。割合としては、こちらのほうが多いと思います。
もう1つは、逆に、常に中国について批判的な内容を発信する反中的な人たちです。そればかり書いているSNSグループもあります。
かつて、日本が経済的に発展していたからやってきたのに、いつの間にか中国に逆転され、中国に住む同級生のほうがお金持ちになった。
私が見たところ、彼らは『発展した国(日本)でがんばってきた結果これですか。自分たちは中国の経済発展の時期に日本にいて、その恩恵に与れなかった。海外にいて損をした』と思っている。
だから負け惜しみもあって、何かにつけて『中国はまだ駄目だ』『たとえ発展しても、マナーがなっていない』などと『上から目線』で常に中国や中国に住む人々を批判し、日本に住んでいる自分たちを上げようとします」
「日本のメディアは反中的」という思い込み
24年4月、私はあるネットメディアに、ある在日中国人が帰省したときのエピソードを書いた。久しぶりに中国を訪れて、大気汚染のひどさや人々のマナーの悪さなど、中国の悪い面について率直に語った内容だった。
その人は政治に興味もなく、中国を批判しているわけでもない。あくまで感想を語っただけだが、ネットメディアの習性で記事タイトルはやや刺激的なものだった。
記事を読んだ50代の在日中国人は、ウイーチャットで私に「中国は汚くて人間の住むところではないとでもいいたいのか。あなたも他のジャーナリストや1億人の日本人と同じで反中派になったのか。見損なった」と攻撃してきた。数年前に一度しか会ったことのない人だった。
引っかかったのは、「日本は地上の楽園だから、中国人は皆、日本に引っ越して来いという意味ですか」と書いてあったことだ。
私の記事にはそんなことは書いていない。もしかしたら、この人は、近年増えている富裕層の日本移住に不満を持っているのではないか、と感じた。
このときも、誤解を解こうと丁寧に返信したが、理解は得られなかった。それどころか、あなたは中国に友好的ではない。もうジャーナリストをやめろ」という趣旨の変身があり、その日は1日中、気持ちが沈んだ。
こうした体験は、長い記者人生の中で、そう多くはない。中国で取材した人の多くは、日本のメディアは中国と異なることをある程度わかっていて、私にも節度ある態度で接してくれた。ある中国人は「自分を題材として、いまの中国を日本に紹介してくれるのはありがたい」といってくれた。
ある意味、私が何を書こうが気にせず、人間として私を信頼してくれていたし、そもそも中国に住んでいるので記事を見る機会もなかった。
在日中国人の場合、日本語のメディアを読むことがある。私の記事にわずかでも中国に否定的な部分があると、「あなたも結局、中国批判する日本のメディアの一員」と切り捨てる人がこれまでもいた。遠慮のない発言は、私を「親しい間柄」と思っている可能性もあるが、日本人同士のつき合いではあまり見られない攻撃性に私は戸惑い、取材先とのつき合いの難しさを痛感させられた。
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じじぃの日記。
第17回夏季パラリンピック・パリ大会は8日(日本時間9日)、パリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われ、12日間の日程を終えて閉幕した。次回の2028年大会が実施される米国のロサンゼルスに、パラリンピック旗が引き継がれた。
2024年パリ五輪とパラリンピックにおける中国のメダル獲得数は、次のとおりです。
・五輪:金40個、銀27個、銅24個、合計91個
・パラリンピック:金94個、銀73個、銅49個、合計216個
パラリンピックでは、中国が1位、イギリスが2位、アメリカが3位となりました。
日本は金14個、銀10個、銅17個の計41個のメダルを獲得しました・
パラリンピックの結果を見て、中国を見る目が少し変わりました。