じじぃの「動脈硬化・少量のアルコールでも健康な体を蝕む?PBS・NewsHour」

New alcohol research shows drinking small amounts can still be harmful to health

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Jl-hyrCTat4

New alcohol research shows drinking small amounts can still be harmful to health

Jan 26, 2023 PBS NewsHour

Amna Nawaz:

We're coming to the end of Dry January, where millions of Americans abstain from alcohol for the entire month.
This yearly ritual again underscores the accumulating evidence that drinking alcoholic beverages, even in what are considered relatively small amounts, can be harmful to our health.
William Brangham has the latest, including how Canada is considering radically revising its recommendations for drinking.
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Dr. Tim Naimi, University of Victoria: Sure.

Well, alcohol is one of the leading behavior-related causes of health problems and deaths, and also some social problems and economic costs, ranging from things like injuries and accidents, to cancers, and, actually, heart and cardiovascular disease.
https://www.pbs.org/newshour/show/new-alcohol-research-shows-drinking-small-amounts-can-still-be-harmful-to-health

『不老不死の研究』

堀江貴文・予防医療普及協会/著 幻冬舎 2022年発行

序章 ヒトは「不老不死」の夢を見る――健康長寿のメカニズム より

300人の「百寿者」調査から見えてきたこと

自分の寿命を1ヵ月でも1日でも延ばし、この世でやりたい仕事、おもしろい体験を死ぬまで思い切り満喫したい。どうすれば80歳、90歳まで現役で仕事を続け、100歳になっても元気で毎日を過ごせるのか。

私は喉から手が出るほど「百寿の秘訣」を知りたい。

2014年、慶應義塾大学医学部に「百寿総合研究センター」という興味深いネーミングの研究所が設立された。慶應義塾大学医学部では、広瀬信義先生が1992年から「百寿者」(100歳以上の人)に焦点を当てた研究を始めたそうだ。その4代目センター長が、広瀬先生に師事した新井康通・慶應義塾大学看護医療学部教授だ。
内科医として高齢者を診察していた新井教授は「なぜ100歳になっても人は元気でいられるのだろう」と素朴な疑問を抱いたそうだ。もちろん歳を重ねれば体のあちこちにガタが来るし、さまざまな病気にもかかる。そのうえで治療を重ねつつ、平均寿命よりはるかに長く元気に生きる人が実際にいるのだ。

介護保険制度が導入された2000年頃、慶應義塾大学と東京都健康長寿医療センターの研究チームは、東京在住の百寿者300名の健康状態を調査した。
すると次のような結果が出たという。

  「高血圧や骨粗鬆症などの病気を含めると、97%の百寿者は何らかの疾患をもっていました。ただし糖尿病が少ないという特徴があります。糖尿病のリスクは年齢とともに上昇し、60~70代のうち15~20%が糖尿病にかかると言われています。ところが300名の百寿者は6%と、糖尿病の有病率が圧倒的に少なかったのです。糖尿病は血管の病気を引き起こす要因となりなす。動脈硬化の有無を調べたところ、百寿者には動脈硬化が少ないこともわかりました」(新井教授)

糖尿病のリスクが低いことが、どうやら「人生100年時代」を謳歌する1つの重要な要因であることが見えてきた。

60~70代の15~20%が糖尿病にかかるにもかかわらず、なぜ300名の百寿者にはほとんど糖尿病の症状が見られないのだろう。端的に言って、肥満とメタボ体型、暴飲暴食は糖尿病に直結する。新井教授が調査した百寿者には、肥満体型の人が少なかったそうだ。百寿者の若いころの生活習慣を調査した研究では次のような声も得られている。

「中高年のころから体型の維持には気をつけてきた」
「食事は腹八分目を意識している」

つまりはやっぱり自業自得だよねと思われる読者もいるかもしれないので、1つここで補足しておくと、生活習慣に気をつけていても糖尿病を発症する人は少なからず存在する。

糖尿病には1型と2型があり、生活習慣が関係するのは2型だ。
また、2型の糖尿病でも遺伝的素因と環境要因(生活習慣)の相互作用で発症するため、生活習慣が乱れると必然的に発症する、というわけではない。
とはいえ、肥満体型になることが糖尿病のリスクを高めることは間違いない。
そして逆に言えば、生活習慣をあらためて日々の生き方を刷新すれば、60~70代の未来を変えられる。80~90代、100歳になったときの自分の未来を、今この瞬間から変えられるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
1月27日、NHK BS1PBS NewsHour」を見た。
こんなことを言っていた。

アルコールはがんのリスクを高める

アムナ・ナワーズ:

何百万人ものアメリカ人がアルコールを飲む機会の多い1月が終わりになろうとしています。
この毎年恒例の発表は、アルコール飲料を飲むことは、たとえ比較的少量と考えられていたとしても、私たちの健康に有害である可能性があるという多くの証拠が上がっています。

ビクトリア大学のティム・ナイミ博士:

アルコールは、行動に関連した健康上の問題や死亡の主要な原因の1つであり、怪我や事故、がん、さらには心臓や循環器の病気に至るまで、いくつかの社会的問題や経済的コストも引き起こします。
そのため、さまざまな健康への影響を引き起こします。そしてもちろん、それらは長い間、高レベルの消費で高く評価されてきましたが、少量の飲酒でも同様です。
   
アルコール(酒)を飲むと、少量でも血管を傷つけるのだそうだ。
特に、がんを発症していると、がんの進行スピードは、飲んでいないときと比べて10%ぐらい増すのだそうだ。
「タバコを吸ってても、健康な人もいるじゃないか」、と言うのと同じような感じだ。
最近、酒は胃がんのリスクを高めることが報告されています。