じじぃの「糖尿病・膵臓・インスリンによる治療!はじめて大全」

糖尿病教室 vol 18「糖尿病の歴史」~医師より~

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=i9LNQ21aFFs

ジョン・マクラウド インスリンを発見


道長も?古代エジプト人も?エジソンも?人類を悩ませる糖尿病の歴史

2019/12/03 BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
1876年(明治九年)9月6日、ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウドが誕生しました。
例によって「誰それ?」という声が聞こえてきそうですが、現代人にとっては欠かせないものを発見した人です。
ヒントは「生活習慣病」。
ついでにいえば、日本では6人に1人が罹患するともいわれているあの病気絡み……この時点でわかった人も多そうですが、マクラウドは糖尿病治療の鍵となる、インスリンを発見した人でした。
https://bushoojapan.com/world/academy/2019/09/06/58584

『なんでも「はじめて」大全』

スチュワート・ロス/著、西田美緒子/訳 東洋経済新報社 2020年発行

第3部 健康と医療――薬 より

糖尿病

ここまで拾い読みしてきた読者なら、はじめて糖尿病に言及したのが古代エジプト人だったと聞いても驚きはしないだろう。紀元前1552年、内科医のへシ・ラ(別名「偉大なるアイボリー・カッター」――最高の歯科医でもあったとされる――)は奇妙に痩せた病気の症状として頻繁な排尿があると書いた。この病気と尿とのわずかなつながりは、紀元前250年頃の古代ギリシャで「サイフォン(水が流れる)」を意味する「diabetes(糖尿病の英語名)」という名前がついたことでも裏づけられている。
近代になると、「pissing evil」と呼ばれたこの病気はヨーロッパの「水の味見」をする人たちによって診断されるようになった。彼らは甘い味によって、糖尿病患者の尿を識別することができたのだ。1675年には蜂蜜の味を意味する「mellitus」が加えられて、糖尿病の正式名「diabetes mellitus」(DM)が完成した。

糖尿病における膵臓の役割を発見したのは、ドイツの科学者ヨゼフ・フォン・メーリングとオスカー・ミンコフスキー(1889年)。第一次世界大戦中にはルーマニアのニコラエ・C・パウレスク教授が、のちに「インスリン」と呼ばれるようになるホルモンを発見している。その後、カナダとスコットランドフレデリック・バンティング、チャールズ・ベスト、ジェームズ・コリップ、ジョン・マクラウドの4人がインスリンの抽出に成功し、1922年にはカナダの少年レオナルド・トンプソンが、インスリンによる治療に成功した初めての患者になった。
合成インスリンは1978年に作られ、1982年に発売されている(いずれも米国)。

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どうでもいい、じじぃの日記。

3500年前のエジプトでもすでに糖尿病があった

紀元前1550年ごろのエジプトの史料に、「やたらとトイレが近くなる病気がある」、と書かれている。
「発明王エジソンも糖尿病を罹っていたそうです。
世界の糖尿病人口は5.4億人に増加 10人に1人が糖尿病(2019年の推計)。
日本では、成人の6人に1人が糖尿病(予備軍を含む)ということらしい。
ネットで「世界の糖尿病有病率 国別ランキング」をキーにして検索すると、
1位.パキストン、2位.仏領ポリネシア、3位.クエート、4位.ナウル、・・・61位.中国、119位.韓国、123位.日本、193位.ノルウエー
https://www.globalnote.jp/post-12587.html
なんか、暖かい国に糖尿病患者が多い。
糖尿病は、失明、足の切断、腎臓病、心臓病、脳卒中といった合併症を起こす。
死因が脳卒中でも、もともとの原因が糖尿病からくるものだったりする。