じじぃの「時間・グレグリオ暦・クォーツ腕時計・iPS細胞(初期化)!はじめて大全」

What Actually Are Space And Time?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yPVQtvbiS4Y

時間 過去⇔現在⇔未来


「時間は幻想。過去・現在・未来はすべて同時に起きている」時の概念が覆る研究成果が続々! そのうち“時間逆行”も始まる!?

2020.02.01 トカナ
時間は幻想に過ぎない――。最先端の理論物理学は、これまでの我々が持つ時間認識をパラダイムシフトさせようとしている。過去、現在、未来という現実認識の仕方そのものが間違っているというのだ。
https://tocana.jp/2020/02/post_141768_entry.html

『なんでも「はじめて」大全』

スチュワート・ロス/著、西田美緒子/訳 東洋経済新報社 2020年発行

第5部 科学と工学――測定、装置、時計 より

時間の単位

私たちが利用する測定単位のほとんどすべてが10進法になっている時代に、まだ1日が24時間、1年が12ヵ月なのは、奇妙だと思わないだろうか。
まず時間について見てみると、はじめて1日を24の部分に分けたのは古代エジプトの人々だった(紀元前3000年から2000年の間)。そして、60を基準にした数学的体系をもっていたバビロニアイラク)人が1時間を60分に、1分を60秒に分けた(紀元前3500年頃。私たちは円を360度に分ける体系も存続させているが、1日を60時間に分ける方法は捨ててしまった)。1年を12ヵ月とする考えは月の動きに基づいており、おそらく肥沃な三日月地帯で紀元前4000年頃にはじまったものだ。太陽暦ユリウス・カエサルの時代にはじまり(紀元前45年頃、イタリア)、現在のグレグリオ暦は1582年にはじまった。

正確な時刻

独特のカチカチという音をたてて動く全機械式時計を生み出した脱進機構の発明については、意見が一致していない。一部の人々はフランス人芸術家のビラール・ド・オヌクールが発明したと考えているが(1237年頃)、一部はベッドフォードシャー州のダンスタブル・プライオリー(修道院)にある時計(1283年、英国)またはミラノのビスコンティ・パレスにある時計(1335年、イタリア)の制作者にちがいないとしている。次の進歩はバネ式時計(ゼンマイ仕掛け)で、15世紀にヨーロッパで考案され、そこから懐中時計(16世紀、ヨーロッパ)が生まれ、さらに長針も登場する(1577年、ヨーロッパ)。1571年にイングランドのの女王エリザベス1世に贈られた時計が、記述されたはじめての腕時計だ。1776年にはフランスでストップウォッチが考案され、スイスの時計製作者は自動巻き時計を作り出した。ジョン・ハリソン(英国)は1735年から1761年まで懸命な努力を続けて、はじめての実用的な海洋クロノメーターを考案し、そのおかげで船乗りたちは海上で現在位置の経度を正確に知ることができるようになった。
はじめての電気時計は1840年に作られ(英国)、ロレックス・オイスターははじめての堅牢な防水腕時計(1926年、スイス)として登場した。また、もう1つのスイスの時計会社ハミルトンは1972年に電子時計を製造した。

1927年にはカナダではじめてのクォーツ式時計が生まれたが、セイコー(日本)がはじめてのクォーツ式腕時計を発売したのは1969年のことだ。

究極の正確さを誇る原子時計は1955年に英国の国立物理研究所で作られた。そして最後に、これらすべての掛け時計、置き時計、腕時計を調和させるために、1884年に開かれた国際子午線会議でグリニッジ標準時が地球上で唯一の時間軸と定められた(英国、1972年に協定世界時にその座を譲っている)。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、NHK ヒューマニエンスQ (クエスト) シーズン2 「山中伸弥スペシャル iPS細胞と生命」を見た。
こんなことを言っていた。
「iPS細胞」は、いわば“生命の時間を巻き戻す”ことで実現した万能細胞。しかも人間探究の唯一無二のツールであることがわかってきた。山中伸弥さんと生命の神秘に迫る。

織田裕二、「すごい、私は今日寝てないんです。興奮しています」
iPS細胞の研究者、「iPS細胞は21世紀最大の発明なのです」
https://www.nhk.jp/p/ts/26ZY61Z6J6/episode/te/57XZZWK65Y/