じじぃの「計数・重さの単位・重さは原器から物理定数(プランク定数)へ!はじめて大全」

Scientists Just Redefined the Kilogram

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wrgjEuuG2G8

重さは原器から物理定数(プランク定数)へ


原器から物理定数へ―kgの新定義は超ハイテク

2019年05月29日 朝日新聞社の言論サイト
●単位の定義は人工物から物理定数へ
単位の定義が変わるのはこれが初めてではない。これまでも科学の進歩とともに、より精度の高い基準へと単位の定義は改定されてきた。例えば、メートル原器は1960年に定義の地位を失い、光の波長が長さの定義となった。

質量についても、このような物理定数を定義とすることが検討され、いくつか候補があげられた。そして最終的に「プランク定数」を基準とすることが採択された。「プランク定数」は量子力学で登場するエネルギーの最小単位に関係する物理定数で、これをもとに質量へと換算できるのである。
https://webronza.asahi.com/science/articles/2019052200005.html?page=1

『なんでも「はじめて」大全』

スチュワート・ロス/著、西田美緒子/訳 東洋経済新報社 2020年発行

第5部 科学と工学――測定、装置、時計 より

数字

何かがいくつあるかをはじめて記録したもの――すなわち計数のはじまり――は、南アフリカで見つかった4万4000年前のヒヒの骨にある29個の刻み目か、チェコスロバキアチェコ共和国またはスロバキア共和国)で見つかった紀元前2万8000年頃のオオカミの骨にある55個のひっかき傷だろう。桁の概念(小さい数字を順に並べて大きい数字を作る方法、たとえば1の後に2を置いて12とする、など)はメソポタミア(紀元前3400年頃、イラク)で生まれ、十進法をはじめて用いたのは紀元前3100年頃のエジプト人だ。エジプトでは紀元前1800年までには分数が用いられており、紀元前1700年頃までにプレースホルダーとしてのゼロ(「美」を意味する記号で表現したもの)も使われた。
インドの数学者、ブラフマグプタが、628年にはじめて数値としてのゼロを用い、無限大は紀元前1100頃にインドで実証され、中国人は紀元前1世紀までに負の数を認識していた。バビロニア人(イラク)は紀元前1700年頃に平方根を考えついたが、百分率、素数、その他数々の数学的概念と定理を生み出したのは古代ギリシャ人だった。現在の数字の体系(1、2、3、など)は200年頃にインドで生まれたものだ。バビロニアイラク)とエジプトの人々がはじめて円周率(π)を記述し、ギリシャの天才アルキメデスがはじめて、円周率をかなり正確に計算している。π記号を初めて用いたのはウィリアム・ジョーンズだ(1706年、英国)。

重さの単位

気まぐれな重さの世界を標準化しようと1795年にグラム(1立方センチメートルの水の重さ)を定めたのは、やはり革命後のフランスだった。それまでは多様な方法で重さが記録されており、はじめは石や種子のような共通の「物」を基準にしていた。たとえば宝石商が用いたカラットは、イナゴマメ1粒の重さに由来している。ポンドはラテン語のリーブラ(libra=天秤)から生まれたので省略形に「lb」が用いられており、トンの由来は大樽(タン)の重さだ。英国は1824年に帝国度量衡法を定めた。米国財務省1832年に同じ方向に一歩を踏み出したものの、米国慣用単位が正式に定められたのは1893年になってからだった。1948年に、世界はメートル法による計量単位統一システムに合意した。

測定

わかっているはじめてのものさし――直線を引くためおよび測定するために用いる道具――は、アッシリアで見つかった4650年前のもので、銅でできている(イラク/シリア)。ドイツの商人アントン・ウルリッヒは1851年に折り尺を考案し、アメリカ人のフランク・ハントは1902年に曲がる定規を考え出した。古代エジプトの「結び目で目盛りをつけた縄(エジプトひも)」が巻き尺のはじまりとされ、エジプトの人々はこれを用いて毎年起こる洪水が引いたあとのナイル湖畔で農地を測量していた(紀元前3000年から2000年)。ケースに入った引き込み式巻き尺には1868年に特許が認められている(米国)。秤の起源は紀元前2000年頃のインダス渓谷(パキスタン)にあるようだ。より正確なロベルヴァルの秤は1669年に生まれ(フランス)、バネ秤は1770年頃にはじめて作られた(英国)。さらに正確な秤は1959年に登場した水晶振動子マイクロバランスで、一般的に用いられているのは1980年頃に生まれたデジタル秤だ(いずれも米国)。

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どうでもいい、じじぃの日記。

世界一美しい物理公式は?

アルベルト・アインシュタイン特殊相対性理論の帰結として発表した関係式。
  E = mc2

●ド・ブロイが光子の粒子性と波動性を結びつけるために導入したド・ブロイ波
  λ = h/p (hはプランク定数

この2つの物理公式を結びつけ、重力を加えた美しい公式

まだ、発表されていないみたいです。
では、老骨にむち打って頑張ってみましょうか。
何か、できそう・・・でもないか。 (*゚ー゚)