じじぃの「歯科・歯ブラシ・練り歯磨き・歯周病!はじめて大全」

敗血症とは?をわかりやすく解説!病態と看護について

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1Osw8irpnGs

歯周病と全身疾患の関係

2019年6月13日 健康長寿ネット
歯周病とは
歯周病とは歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことです。つまり、写真1のように歯がグラグラしてきて歯が抜けてくる病気です。
●敗血症、感染性心内膜炎
口腔内が不潔になると歯の周囲にプラーク歯垢)が蓄積し、歯肉に炎症が生じて腫れあがってきます。そのような状態で、咀嚼運動やブラッシングを行うと一過性に口腔細菌が血管内に入り菌血症を生じます。
全身状態が悪く抵抗力が低下している高齢者では、敗血症に移行することもあります。一方、心不全や心臓の弁置換手術後の高齢者では、血管内に入った口腔細菌が心内膜や人工弁に付着、繁殖し、感染性心内膜炎を発症します。本疾患で死亡した患者の心内膜を培養すると原因菌の約4割が口腔細菌であったという報告もあるので、心疾患を持っていたり免疫力の低下した高齢者では、口腔衛生管理に注意する必要があります。
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ha-kokushikkan/shishubyo-zenshinshikkan.html

『なんでも「はじめて」大全』

スチュワート・ロス/著、西田美緒子/訳 東洋経済新報社 2020年発行

第3部 健康と医療――歯科 より

荒っぽいはじまり

歯科と呼べるものは、早くも石器時代の祖先によって実践されていた。「はい、口を大きくあけて。見てみましょう」と、はじめて言ったのは、10万年以上前の手先の器用なネアンデルタール人だったかもしれないが、歯科治療の具体的な証拠として最古のものはぞんざいに穴をあけられた臼歯で、イタリアで見つかっている(紀元前1万2000年頃)。歯科用ドリル(紀元前7000年頃)は、インダス渓谷のハラッパー文明ですでに用いられ、その2500年後には、スロベニアではじめての詰め物(蜜蝋!)が使われた証拠がある。はじめてのアマルガム充填(銀ペースト)は、唐王朝の中国(700年頃)で用いられた。古代エジプトのヘシ・ラは、おそらくはじめての名前がわかる歯科医で、やはりエジプトからヘシ・ラの死後まもなく排膿の試みの最古の証拠が見つかっている(紀元前2500年頃)。それと同時期にシュメール(イラク)人は、はじめての歯の問題と治療に関して説明した文書を生み出した。『アルツニー・ビューヒライン(Artzney Buchlein)』(1930年、ドイツ)は、歯科だけを扱ったはじめての本(厳密に言うなら、全般的な医学教科書のなかの長い1節)とされる。
紀元前3000年までには、数多くの初期文明社会で歯を磨くためのチュースティック――戦端をほぐした短い木の棒――が用いられていた。豚毛を用いたはじめての専用歯ブラシは、1498年に中国で登場している。古代エジプト人が原始的な練り歯磨きを考案し(紀元前5000年頃)、義歯とブリッジを作りはじめたのはイタリア北部のエトルリア人で、人間や動物の歯を用いていた。

近代以降の発展

医師ピエール・フォシャール(「近代歯科医の父」、1678~1761年)、が活躍する以前、歯科の仕事と言えば、大部分が虫歯を抜くもので、ときどきその代わりに、ぐらついて不快な義歯を入れるくらいのものだった。この卓越した先駆者であるフランス人医師は、2巻からなる『歯科外科医(Le Chirurgien Dentiste)』(1728年)を出版し、歯科医学に大変革をもたらして、いくつおの重要な「はじめて」を成し遂げている。
そのなかには、歯科医による定期的な歯の清掃、酸と虫歯のつながり(そして虫歯の原因は虫だという古くからの考えを覆したこと)、近代的な歯科ドリルとアマルガムの発明、歯科治療椅子の照明の発案などがある。フォシャールはまた、患者の恐怖を和らげるのに役立つ近代的な技術も推進した。その後も以下にあげるような着実な発展が続き、現代の審美歯科や、歯科特有の(嫌われている)椅子での比較的快適な経験へとつながった――はじめての近代的歯ブラシ(1780年)、歯学医学校(ボルティモア歯科医学校、1840年)、チューブ入り練り歯磨き(1881年)、フッ素入り練り歯磨き(1950年)、高速ドリル(1957年)、電動歯ブラシ(1954年に発売)。

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どうでもいい、じじぃの日記。

年老いたと感じるのはどういう時だろうか

体のあちこちにシミができること、歯が抜け落ちていくことだろうか。
歯そのものは5、6本あるのだが、上下噛み合う歯が1つだけになってしまった。
パンの場合は歯の状態にあまり影響させず、パンをちぎるという感じだが、ごはんの場合は、歯全体ですりつぶすという感じだ。
上下歯の1つだけで、ごはんをすりつぶして食べるなんて大変だ。
先日、新聞の社会面の死亡欄に死因「敗血症」、とか書かれていた。
まあ、敗血症なんて聞き慣れない病気だが、年寄りの病気らしい。
口腔内の病原菌なんかが、血液に入り込んだりする病気らしい。
もう、あんまり長くないなあ。
トホホのホ。