じじぃの「真田&鈴置・世界的インフレの結末・実体経済と金融経済・人民元の行方!プライムニュース」

真田&鈴置の経済対論 世界的インフレの結末 日銀緩和修正で日本は 【後編】

動画 fnn.jp
https://www.fnn.jp/articles/-/462878

真田&鈴置の経済対論 世界的インフレの結末 日銀緩和修正で日本は 【後編】


プライムニュース 「真田&鈴置の経済対論 世界的インフレの結末 日銀緩和修正で日本は」

2022年12月22日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】真田幸光(愛知淑徳大学ビジネス学部・研究科教授)、鈴置高史(ジャーナリスト 元日本経済新聞編集委員

長引くコロナ禍に加え、終わりの見えないウクライナ侵攻が世界経済に与える影響を真田幸光氏が金融面から、鈴置高史氏が実体経済から分析。
エネルギーや地下資源を盾に、ルーブルの存在感を高めるロシアと、ゼロ・コロナ政策に幕を引き、経済再興に舵を切った中国。行き過ぎた物価上昇に急ブレーキを掛け続ける米国。
一方、20日に大規模緩和の修正に動いた日銀の金融政策に対する評価は?真田氏と鈴置氏が徹底検証する。

世界的インフレの結末 実体経済と金融経済 人民元の行方

●世界的インフレの結末と日本の針路
真田幸光、「景気が悪いから収入が増えていないが、利払い負担が増えることになると可処分所得が減る。逆鞘になると利払いができなくなる」

鈴置高史、「1980年代の日本が為替に関係なく儲かる世界だった。円高になろうが日本のテレビも車も売れた」

●ロシア「ルーブル決済要求」の背景
今年の世界経済について。
真田幸光、「今の経済を考えるポイントについて、世界経済の現状は混沌(chaos)から混乱(disorder)に移行しつつある」

反町理、「それはドル、人民元ルーブルの三極体制になるということか」

真田幸光、「その可能性はある」

●ドルvsルーブルvs人民元の戦い
真田幸光、「日本も中国との関係を無視するわけにいかない。中国から見ると内実化していて世界を頼りにしない。いざとなったら鎖国できる国造りを進めている」

●「政治が経済を揺らす」
いまの経済を考えるポイント。
鈴置高史、「政治が経済を揺らす。日本政府がとろうとしている経済安全保障。とるべき方向性は正しいのか、やり方としてはどうあるべきか。中国が覇権を取ろうとしているが日本には迷っている時間はない。韓国は中国に寄り添ったが失敗してきた。今後の人口予測を見ると中国は高齢化が進み、生産人口が減っていく」

●世界的インフレの結末と日本の針路

今後の経済を考えるポイント:実体経済と金融経済。

真田幸光、「中国は一帯一路を進めてきた。今は南太平洋、南米に向かっている。この一帯一路に取りこまれた国々はやがてドルから人民元決済にかわっていくだろう。将来はデジタル人民元にするつもりでいる。ドルの支配から、生活に密着した実体経済へと移っていく過程にある。人々が生きていくために必要なものは絶対に必要」

【提言】 「2023年の経済を読むポイント」

真田幸光 「通貨情報 覇権の行方」
 中国は単独で宇宙開発を行っている。通貨でも米国ドルに代わる人民元の覇権を目指しているのではないか。
鈴置高史 「右往左往」
 中国と韓国が一緒に動く。岸田政権の今後は少し危ない。

聞きたい事・言いたい事

視聴者、「ロシアのルーブルは底堅さを感じる。西側の経済制裁は効いているのか。大手金融機関の中では誰もリスクを取ろうとしなかった。リスクを取らない方が結果として出世にプラスだった」

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