じじぃの「役に立たない科学・ダブロン金貨・ダイヤモンド鉱山を探せ!ハウ・トゥー」

【宝石研磨】国際問題に発展したコイヌールダイヤモンドを再現【前編】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xBafC0kgY98

ダイヤモンドの産地(鉱山)


ダイヤモンドの産地(鉱山)・研磨地・集散地の世界地図

BROOCH
●ダイヤモンドのレポート
日本名:本語で金剛石(こんごうせき)ダイヤモンドの名前の由来:征服されざる者、という意味のギリシャ語、 adamas(アダマス)、スペイン語ではdiamante(ディアマンテ)鉄の意味です。
4月生まれの誕生石、「てんびん座」と「うお座」の守護宝石、宝石言葉は「永遠の絆・純潔・不屈」モース硬度10。
https://www.brooch.co.jp/column/diamond-worldmap

『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』

ランドール・マンロー/著、吉田三知世/訳 早川書房 2020年発行

第3章 穴を掘るには より

オーク島の金の穴(マネー・ピット)

少なくとも19世紀の中ごろから、ノバスコシア州のオーク島のある場所に「財宝が埋められているという話を、人々は信じてきた。トレジャーハンターが次々と押しかけ、どんどん深い穴を掘って、財宝を掘り当てようとしている。この話の実際の出どころは不明だが、今ではそれはほとんどメタ神話のようになっている。つまり、オーク島には何か謎の財宝が埋められているという証拠の大半は、それまでに宝探しをした人たちが本当に発見したかどうかも定かではない証拠についてのいろいろな話で成り立っているに過ぎないのだ。

これまでに財宝は一切発見されていない。たとえ金(きん)の詰まった大きな宝箱がこの島に埋められていたとしても、何世代ものトレジャーハンターたちがこれまでに宝探しに費やした時間と労力を合わせた価値は、もうほぼ確実に財宝の価値を超えているだろう。
では、いろいろな種類の財宝を探し当てるのにどれくらいの大きさの穴なら、掘る努力と得られる報酬がつりあうだろう?
1枚ダブロン金貨(16世紀中ごろから、スペインと中南米のスペイン植民地で鋳造されてきた7グラムの金貨)――古典的な海賊の財宝――は、現在やく300ドルの値打ちがある。ダブロン金貨がどこに埋まっているかをあなたが知っているなら、掘り出す仕事の代価が300ドル未満でなければ、人を雇うのは高くつきすぎた。また、あなた自身の労働が自給20ドル(約2200円)なら、あなたは金貨を彫り出す作業を15時間以上行なうべきではない。

一方、もしもその財宝が金の入った宝箱だったなら、300ドルをはるかに上回る価値があるはずだ。1キログラムの金の延べ棒は約4万ドル(約440万円)なので、金の延べ棒が25本入った宝箱は約100万ドル(1億1000万円)だ。あなたが掘るべき穴の大きさが2万立方メートル――だいたい30mx30mx20mくらい――以上なら、穴を掘るのにかかる時間が非常に長くなって、掘るための労働の価値が財宝の価値を超えてしまう。もしそうなら、請負人として穴掘り作業に就いたほうがもっと稼げるだろう。
世界で最も高価な、「財宝」は、2017年にオークションで7100万ドル(約80億円)で落札された、ピンクスター・ダイヤモンドと呼ばれる12グラムの宝石かもしれない。7100万ドルとは、ひとりの請負人を雇い1000年間掘ってもらう、あるいは、1000人の請負人をを雇って1年間掘ってもらうに十分な金額だ。あなたが1000平方メートルの土地を持っていて、そのどこかにピンクスター・ダイヤモンドが1メートルの深さに埋まっているとわかっているなら、掘り当ててみようとする価値はほぼ間違いなくあるだろう。。しかし、あなたの土地が1平方キロメートルで、ダイヤモンドが数メートルの深さに埋まっているなら、人を雇って掘ってもらうのにかかる費用が7100万ドルに近くなるので、掘る価値はないだろう。
少なくとも、シャベルで掘るならやめておこう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「ダイヤモンド」と呼ばれるものは、輝くように美しいというのが含まれているのでしょうか。
ネットで「海のダイヤモンド」をキーにして検索してみた。
●私も「海のダイヤモンド」と呼ばれています、ホシガレイ。それって何? ネットで検索したら、予想外のワードがヒット。クロマグロ、ナマコ、ながらみ、そして今日紹介しようと考えていたホシガレイ。
●日本初の「海底ダイヤ」販売へ、採掘による環境破壊や強制労働を排除。婚約指輪に使う「海底ダイヤ」にはトレーサビリティーを明記した証明書と、天然ダイヤと同様の米国宝石学会(GIA)の鑑定書がつく。

ネットで「宇宙のダイヤモンド」をキーにして検索してみた。
●ダイヤモンドでできた惑星を発見。「ダイヤモンドでできた惑星は、SFの世界で長らく夢見られてきたものだけに、その存在を示す証拠がついに実際の宇宙で見つかったというのは驚くべきことだ」と、今回の研究を指揮したイェール大学の博士研究員ニック・マドゥスダン(Nikku Madhusudhan)氏は話す。

雑学の本に、インドで巨大なダイヤモンドを見つけた少年のことが書かれていた。
ネットで「インド ダイヤモンド」をキーにして検索してみた。
●インドの農家、借りた畑で巨大なダイヤモンドを見つけ、人生一発逆転! インド中央部の農村部に住むヤダフは、特に財産も持たない普通の農家だった。しかし、彼の人生はある日をきっかけにすべてが変わった。借りていた畑に埋まる、ダイヤモンドの原石を発見したのだ。
   
ダイヤモンドの産出国といえば南アフリカやブラジルが有名ですが、最初に発見されたのはインドだそうです。
インドにはダイヤモンド鉱山がたくさんあるそうです。
バカバカしくて役に立たないダイヤモンドの話でした。