じじぃの「人間らしさ・誤嚥性肺炎・実は脳卒中症状の合併症?面白い雑学」

ATMの通帳記入の音【SONY ICD-SX2000で録音】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yqDcdGTLmyw


脳梗塞の後遺症とは?症状や原因、リハビリについて解説

2022.08.19 脳梗塞リハビリBOT静岡

嚥下障害

運動障害・感覚障害により口や舌のどなどの動きがスムーズにいかず、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなる後遺症です。
のどの食物が詰まりやすくなったり、誤って気管に入り込んでむせたりします。これを誤嚥(ごえん)といいます。またむせることなく本人の気が付かないうちに飲食物が気管へと流れ込み、肺に炎症を起こしてしまう事を誤嚥性肺炎といいます。
https://www.noureha-shizuoka.com/news/536/

『面白くて眠れなくなる解剖学』

坂井建雄/著 PHP研究所 2022年発行

PartⅢ 解剖学から見た人間のカタチ――あなたの肺は何色? より

肺の表面はツルツル

胸郭を取り除くと、肺を包んでいる薄い膜が見えます。これを「胸膜」といって、腹膜と同じような膜で、昔は肋膜(ろくまく)といっていました。この胸膜も本当は残したいところですが、腹膜のときと同様に破いてしまうことが多く、いきなり肺が見えてくることがほとんどです。
胸膜も薄っぺらい膜なので、見たときに膜だとはわかりません。なぜ膜であることがわかるかというと、完全に透けていて下にある肺が見えるうえに表面がツルツルしているので、膜が一層あるだけだとわかるのです。
身体にはツルツルした膜が3種類あります。一番大きな膜が腹膜で、次いで肺を包んでいる左右1つずつの胸膜、あとは心臓を包んでいる心臓の4ヵ所です。
これらの膜は厳密には同じではありませんが、ツルツルしていて薄く、水分を出しているという性質は同じです。水分を出すことで膜が滑りやすくなり、包んでいる臓器が動いても周囲の臓器と摩擦で傷つくことがなく、ずれやすくもなります。
彼の病気で亡くなる人は多いですが、そういう人のご遺体は胸郭に胸膜が張り付いてしまって剥がれないのです。ときには、肺の周りに液が出て溜まっており、その液が血液から出てきたものであるとアルブミンなどの血漿(けっしょう)タンパク質が含まれています。また、出血していたり、膿が出ていることもあります。

左右の気管支は曲がり方が違う

胸膜を剥がして胸が露(あら)わになったとき、学生たちは肺の色に驚きます。
解剖の本などで描かれている肺は肌色をしていましたが、実際に目にした肺は黒っぽいからです。これは、長年の間に吸い込んだきた空気中のススなどが肺に溜まっているからです。黒っぽいのは誰の肺も同じで、空気のきれいな環境で暮らしていた人も例外ではありません。
肺の表面を観察した後、肺を取り出しますが、まず外がわから手に入れて肺を浮かせます。今度は内がわに手を入れて持ち上げると、左右の肺の真ん中に動脈と静脈、気管支がつながって肺に出入りしている部分があります。このつながっているところだけを残してハサミで切ると、肺が取れます。
肺を取り出すとき、最初に切った肋骨の断面が意外と尖っているために、手にケガをすることが多いので注意しなければなりません。もちろん手袋はしていますが、肺を持ち上げたときの感触は軟らかく、押してみると凹(へこ)んでしまします。しかし、肺に病変があると硬くなっていて、中には石灰化していることもあるのです。
肺は、右肺が大きく、心臓が張り出している左肺が小さいことは知られていますが、気管から枝分かれしている気管支も左右では違っています。右の気管支のほうが太くて、左のほうが細くなっています。それは当然で、右の肺は大きくて左の肺は小さいからですが、もう1つ違うところがあります。それは、角度も違うのです。
右の気管支は率直に近く、左は水平に近くなっています。なぜかというと、左の気管支は心臓に出入りする大血管が心臓を乗り越えて横の肺に行くために、入り口までの距離が遠くなり、水平に近い状態で走るようになるからです。
この右の気管支と左の気管支の角度の違いは、医療においても2つの差が生じます。
1つは、気管支鏡(ファイバースコープ)には右専用と左専用があり、同じものが撃換えません。左の気管支は水平のために角度が急で、ぐぅっと曲がっていかなければならないからです。
2つ目は、誤嚥(ごえん)です。赤ちゃんがボタンがボタンなどを飲み込んだり、高齢者がピーナッツなどを誤嚥して気管支が詰まることがありますが、これも圧倒的に右に入るほうが多いのです。右の気管支のほうが太く、また垂直に近いですからは入りやすいのです。したがって、右の肺のほうに事故が起こりやすいといえます。
取り出した肺から出ている気管支の1本に、注射器を使って空気を吹き込んでみると、肺が膨らむことが確認できます。

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どうでもいい、じじぃの日記。
食事の時に、ときどきむせるようになった。
2020年9月、歌手で俳優のKさんが誤嚥による小脳出血を起こし、しばらく芸能活動を止めていたことがあった。
誤嚥性肺炎というのは、圧倒的に75歳以上の高齢者に多いのだそうだ。
認知症が原因で、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなっているのだとか。
先日、しばらく銀行の通帳記入をしていないので、スーパーに行くついでに銀行に寄った。
ATMに通帳を入れても、すぐ通帳が戻ってくる。
そばにいた係員に、「通帳がすぐ戻ってくるんですけど」と通帳を見せた。
「これ、郵貯の通帳ですよ」
これって、認知症なのかしら。
トホホのホ。