じじぃの「いつか罹る病気・老人性(誤嚥性・胃食道逆流)肺炎!週刊新潮」

口腔ケアで肺炎予防(高齢者の口腔ケア) 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=GOB-PM916zA
(dentalpark.net HPより)

肺炎...予防・治療のポイント 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
●胃食道逆流
誤嚥性肺炎の原因として、胃液などの胃内容物が食道へ逆流する胃食道逆流も重要です。
特に高齢者では食道下部の筋肉(下部食道括約筋)の機能が低下し、慢性的に胃食道逆流が起こりやすくなっています。
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph115.html
週刊新潮 2017年6月1日号
誤嚥性肺炎」で死なないための「10ヵ条」 より
厚労省などの統計では、肺炎による死亡者の92%が65才以上のお年寄りだが、そこには顕著な傾向が見られる。
「肺炎で亡くなった老人の多くが誤嚥性肺炎です。この病気に罹ってしまうと、3割以上が死に至るというデータもある。肺炎といえば風邪をこじらせた程度のイメージですが、誤嚥性から来るものは、死と直結しているといっていい」
そう話すのは、呼吸器疾患が専門の大利昌久医師(おおり医院院長)である。実際、2012年に亡くなった中村勘三郎(57)も誤嚥性肺炎が引き金となってARDS(急性呼吸促迫症候群)を発症、ほどなくして命を落としている。
     ・
困ったことに初期の誤嚥性肺炎は、普通の肺炎に見られる高熱や激しい咳などの症状が見られないケースがままある。
口腔医学に詳し歯科医師の米山武義氏(米山歯科クリニック院長)によると、
「とくに高齢者の場合、ちょっと熱っぽいとか、身体がだるいなど、軽い症状にしか見えないこともある。本人も家族も気づかないまま、病院でレントゲンを撮ったら肺全体が真っ白になっていることも珍しくありません」
誤嚥性肺炎が、「老人性肺炎」とも呼ばれるのはこのためだが、気をつけなくてはならないのは、原因が「食べ物」の誤嚥以外にもあることだ。むしろ、こちらの方が恐ろしいと言える。
先にも述べたように人の気管は咳反射によって、異物を外に出す防御反応が備わっている。だが、米山氏によると、睡眠中はこの反応が鈍くなる。
「寝る前に歯を磨かずに眠ってしまうと口の中の食べカスや、それに付着している細菌が唾液と一緒に気管を通して少しずつ肺の中に入ってゆくのです」
また、いったん胃に収まったものでも寝ているうちに逆流して気管に入ってしまうケースもある。
「食事をすると胃の消化にエネルギーを使うため眠くなるものです。食べてから時間をおかずに寝てしまうと『胃食道逆流現象』といって、内容物(主に胃酸)がゲボッと逆流することがある。これが気管に入るのです。胃液は強酸性ですから、肺の中に入ると内側がただれて炎症を起こしてしまう。それが繰り返されると誤嚥性肺炎となってしまう」(同)
寝ている間に唾液や胃酸が肺の中に入ってしまう現象を「不顕性(ふけんせい)誤嚥」と呼ぶ。統計があるわけではないが、食事による誤嚥より、不顕性誤嚥によって肺炎を起こすほうが多いと見る医療関係者もいる。
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
どうでもいい、じじぃの日記。
暇なもので、病気に関する本や雑誌をよく見ている。
先月(4月)、歌手のペギー葉山さんが亡くなった。「週刊新潮」によると、死因は誤嚥性肺炎だった。
誤嚥性肺炎は大きく分けて、「食べ物」からくるものと、「胃からの逆流」によるものがあるのだそうだ。
肺炎というと老人の病気のようだが、山城新伍さん(70)、中村勘三郎さん(57)も肺炎で亡くなっている。
急性肺炎は「胃からの逆流」が多いらしい。
喉にある「喉仏」のあたりで、食道と気管が別れていて、喉仏をゴクッとやると、唾とか食べ物が食道に行くのだという。
このゴクッとやる「飲みこむ力」が老人になると衰えるのだそうだ。
一説によると、「人は喉から衰える」のだそうだ。