じじぃの「人間らしさ・親指の骨格・嗅ぎタバコ入れ!面白い雑学」

Stone Age Hand Axe Shaped by Complex Brain

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kyiH1xtmN_w

Four giant stone hand axes were recovered from African lake


Giant stone-age axes found in African lake basin

SEPTEMBER 10, 2009 phys.org
A giant African lake basin is providing information about possible migration routes and hunting practices of early humans in the Middle and Late Stone Age periods, between 150,000 and 10,000 years ago.
https://phys.org/news/2009-09-giant-stone-age-axes-african-lake.html

『面白くて眠れなくなる解剖学』

坂井建雄/著 PHP研究所 2022年発行

PartⅢ 解剖学から見た人間のカタチ――「ビールジョッキ筋」を知っていますか より

●筋肉の「頭」と「尾」
肘は、曲げたり伸ばしたりすることが主な仕事です。ところが、肘の曲げ方にもいろいろな種類があって、それぞれで使う筋肉が異なります。一番わかりやすい運動は、力こぶをつくる動きで、このときは上腕の前面にある「上腕二頭筋」という大きな筋肉を使っています。
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肘を曲げる力が必要なときには、いつも手の平が手前に向いているとは限りません。例えば、重いビールジョッキを持つときは、握りこぶしをつくって親指を上に向けています。このとき、上腕二頭筋ではなく前腕の上のほうの筋肉が固くなっています。これは「腕橈骨(わんとうこつ)筋」という筋肉です。
分類上は前腕の筋肉に含まれますが、上腕骨から始まって肘関節をまたぎ、腕橈の下のほうで終わっています。ですから肘を曲げるのに加えて、回外・回内の働きをするはずなのですが、腕橈骨筋が最も発揮するのは回外でも回内でもない、その中間的ポジションにあるときなのです。
それが、ビールジョッキを持つときの動きです。ですから「ビールジョッキ筋」と命名し、学生には覚えやすくしています。

●親指の付け根のタバコ入れ
手の解剖は、指の皮膚を1本1本剥がしていきますから結構大変で、特に手の平は皮膚が厚いので学生も難儀しています。
親指は特によく動かす指ですから、筋肉も特別です。手の平の親指の付け根あたりは、少しふっくらしていますね。ここを母指球といって、親指を動かす筋肉が4つ集まっています。
前腕の前面には親指を曲げる筋肉が1つ、後面には親指を伸ばす筋肉が3つあります。この3つの筋肉の腱は、手首のところで皮膚の上からでも確認することができます。
親指をグッと開いてみてください。そうすると、手の甲の親指の付け根のところに2本の腱が浮き上がって、その間に窪みができたのではないでしょうか。この窪みを「解剖学的嗅ぎタバコ入れ」といいます。
おかしな名前ですが、タバチエールとも呼ばれ、フランス語で「嗅ぎタバコ入れ」という意味です。昔の人は嗅ぎタバコを使っていたそうで、嗅ぐときに使う道具の形がこの窪みに似ていたことから名づけられたようです。
親指を動かすためだけに使われる筋肉は、母指球の筋肉4つのほかに、前腕にも4つあり、合わせて8つの筋肉が備わっているという実に贅沢なつくりになっています。

親指だけを特別扱いしているからこそ、人間は器用な手を獲得できたのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
棺桶に片足を入れながら、生きている。
死ぬ前に行って見たかった場所にエジプトのピラミッドがある。
約4500年前、146mの高さを誇るクフ王の大ピラミッドが完成した。
これを現場で指揮したのは神官といわれるが、彼らは現代でも立派な建築士だろうと思われる。
一説には、人間は約100万年前から脳の大きさは現代人と変わっていないのだという。
人間が火を使ったという痕跡は約60万年頃のものしか見つかっていないが、約150万年前から火を使って調理をしていたと思われる。
石器を使い肉をさばいていたが、石器は100万年前にはより洗練されたハンド・アックス(握斧)などに変わっていった。
手の親指も石器の作りかたの多様化に伴い、変化した。
彼らのコミュニケーションはゼスチャーで行われていたが、この頃 脳の大きさがほぼ決まった。
じじぃはウソばっかりとか。
トホホのホ。