じじぃの「科学夜話・胃腸の仕組みの発見・インスリンの発見!わかるノーベル賞の本」

血液脳関門【解剖生理学】勉強法/看護師国家試験対策/看護学

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=F6EhIBrBYS4

高分子医薬品がヒト脳に届くかわかる「階層スフェロイド型ヒト血液脳関門モデル」の開発に成功

2022.07.04 東京薬科大学
近年、抗体やペプチドは脳へ薬物を届けるための薬物送達キャリアとして注目されています。その開発過程では、ヒト血液脳関門を越えて脳へと到達する抗体やペプチドを見出す必要があり、これを効率的・的確に評価するための創薬基盤技術が必要とされています。
このモデルでは、細胞間結合によるバリアや排泄トランスポーター機能など基本的な血液脳関門機能が認められるとともに、トランスフェリンやインスリンのトランスサイトーシス(受容体介在性トランスサイトーシス7))も認められました(図3)。
https://www.toyaku.ac.jp/pharmacy/newstopics/2022/0704_5135.html

『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

脳と胃腸はつながっている!? 1904

消化生理に関する研究 イワン・パブロフ(ロシア 1849-1936)

もともと外科医だったパブロフは、1880年代後半から消化の仕組みに関する研究を行った。その結果、胃液の分泌や腸の運動が脳や神経と密接に関係していることを見出し、他の生理学者たちを驚かせた。
パブロフによる研究は、胃腸障害の治療や薬の処方などに大きく貢献した。

糖尿病が不治の病じゃなくなった 1823

インスリンの発見 フレデリック・バンティング(カナダ 1891-1941)、ジョン マクラウド(イギリス 1876-1935)

糖尿病は、体内でのインスリン分泌量の不足が原因と考えられていたが、誰も証明できずにいた。
そんな中1921年、バンティングは独自の方法を開発しインスリンの抽出に成功。そして、マクラウドの協力もあり糖尿病への有効性を確認する。その結果、多くの糖尿病患者を突くウ偉業となった。

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どうでもいい、じじぃの日記。

糖尿病は、インスリンの働きの低下で「糖」の代謝が低下する病気です。
その結果、血糖値が高くなります。
血糖値が高いままだと、全身の血管障害が速く進みます。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「糖尿病が不治の病じゃなくなった」という項目があった。

糖尿病は動脈硬化が進むことによって狭心症心筋梗塞脳卒中脳梗塞)などの病気を引き起こす

インスリンは、すい臓から出る体内ホルモンの1つで、血糖値を下げる働きをする。

インスリンが血管の壁にある「小さな突起」にくっつくと、血管の細胞膜が小さなカプセルを作ってインスリンを包み込み、そのカプセルごと血管の壁の反対側、つまり脳の中まで運んでくれる、という仕組みが明らかになってきた。

血液脳関門は、毛細血管の内皮細胞の間隔が極めて狭いことによるが、アルコール、カフェイン、ニコチン、抗うつ薬などは血液脳関門を通過する。

アルコールは動脈硬化リスクを上げる1つの要因だそうです。

まあ、正月ぐらいはお酒を飲んでもいいらしいです。