Lucretius
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This article is about the Roman poet and philosopher. For other people named Lucretius, see Lucretia gens. For the impact crater on the far side of the Moon, see Lucretius (crater).
【De rerum natura】
His poem De rerum natura (usually translated as "On the Nature of Things" or "On the Nature of the Universe") transmits the ideas of Epicureanism, which includes atomism and cosmology.
Lucretius was the first writer known to introduce Roman readers to Epicurean philosophy. The poem, written in some 7,400 dactylic hexameters, is divided into six untitled books, and explores Epicurean physics through richly poetic language and metaphors. Lucretius presents the principles of atomism, the nature of the mind and soul, explanations of sensation and thought, the development of the world and its phenomena, and explains a variety of celestial and terrestrial phenomena. The universe described in the poem operates according to these physical principles, guided by fortuna, "chance", and not the divine intervention of the traditional Roman deities and the religious explanations of the natural world.
https://en.wikipedia.org/wiki/Lucretius
『ケミストリー世界史 その時、化学が時代を変えた！』
大宮理／著 PHP文庫 2022年発行
第5章 ローマ帝国の時代 より
前55年ごろ？ ルクレティウスの詩――古代ローマを代表する文学・哲学
●宇宙と万物は原子からできている
前73年のスパルタクスの反乱や、古代ローマ伝統の共和政の政治体制が崩壊して、ローマは混乱期に入ります。
カエサル、クラックス、ポンペイウスの三頭政治が始まったころ、ルクレティウス（前99年ごろ～前55年ごろ）が『物の本質について』という7400行のラテン語の美しい詩で、宇宙の万物は原子からなるという原子論、エピクロスの教えを唱えました。日本では弥生時代のころです。
宇宙の森羅万象はいろいろな種類の原子の集合離散であり、われわれの味覚や恋愛感情もみな、原子の運動でしかないこと、権力者や宗教は恐怖を植えつけて人間を戦争や迷信に盲目的に駆り立てていうが、これにだまされないため、われわれがよって立つべき視座は、宇宙と万物が原子からできているというリアリズムなのだ、という内容です。
石畳の階段がすり減ったり、銅像が触られて減ったりするのは、目に見えない原子という粒からできているためだ、などと論証しながら、詳細に原子説を唱えています。一方で、キスから抱擁などの性的な行為までも原子のふるまいで解説しています。この詩は現代でも、古代ローマを代表する文字として高い評価を得ています。
●葬り去られたルクレティウスの詩
その後、アリストテレスの教えがキリスト教と結びつく時代が到来すると、ルクレティウスの原子論は葬られました。その著作をふくめ、ルクレティウス自体、人びとから忘れ去られました。
ところが、奇跡的に残った写本が数冊だけありました。やがて、この生き残った写本が発見され、ルクレティウスの哲学が復活し、社会に大きな影響を及ぼす時代が到来します。
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どうでもいい、じじぃの日記。
よく西洋の思想は「唯一神」と言われています。
