大腸CT検査の当日の流れ
マグコロールP
初めての大腸カメラ検査なら
苦痛に配慮した内視鏡検査
●下剤を複数種類を用意
当院では大腸カメラ検査を受けて頂く皆様が快適に受けて頂く為に下剤を2種類用意しております。下剤によって味や飲み方などが異なりますので、皆様にご希望の下剤を選んで頂いております。
https://tagawa-clinic.com/intestine/intestine07.html
『日本人の遺伝子からみた病気になりにくい体質のつくりかた』
奥田昌子/著 ブルーバックス 2022年発行
第3章 遺伝子についた小さな傷が病気を引き起こす より
肥満が遺伝子変異を引き起こす?
生まれつきの病気のなりやすさは変えられないにしても、そうであればこそ、遺伝子の異常がそれ以上起きないように努めたいものです。大量の飲酒、喫煙、過剰な放射線などに発がん性があることはよく知られていますが、目に見えないストレスや自覚症状のない慢性炎症も遺伝子変異を引き起こす恐れがあります。
ストレスの強さとがんの発生については、40~60代の日本人約10万2000人を対象に、「自分が日常生活でストレスをどのくらい受けていると感じているか」で3つのグループに分けたうええで、平均約18年にわたって調査した研究があります。
すると、調査開始時点と開始5年後の2回にわたり「ストレスが多い」と回答した男性は、2回とも「ストレスは少ない」と回答した男性とくらべて、肝臓がんになる確率が33%、前立腺がんは28%、すい臓がんも26%高いことがわかりました。女性はストレスの強さとがんの発生率に明らかな関係は認められませんでした。
ストレスを感じると飲酒や喫煙の量が増える人がいますが、この調査結果は年齢、性別、心理的要因、体格指数、喫煙、飲酒、心の病気の有無、血縁者にがんになった人がいるかどうかなどの影響を受けないように調整してあります。ストレスの影響が男性にだけ及んだようにみえる原因は不明ですが、研究者らは、男性は女性とくらべ、ストレスによる反応が体内で起きやすいのかもしれないと述べています。
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慢性の炎症はさまざまな原因で発生しますが、比較的解明されているのが病原体の感染によるものです。たちえばピロリ菌が胃の粘膜に感染すると、炎症が長く続くあいだに少しずつがん化が進行します。
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスが肝臓に、また、ヒトパピローマウイルスが子宮の頸部(けいぶ)といわれる部分に感染した場合もこれと同じで、炎症が長時間続いたあとに細胞のがん化が起こり、それぞれ肝臓がんと子宮頸がんの成長が始まります。
病原体感染だけでなく、胆のうにできた結石によって炎症が起こり、胆のうがんの母地(ぼち)となることもあれば、潰瘍性大腸炎という自己免疫性疾患から大腸がんが発生することもあります。さらには、第2章で取り上げた内臓脂肪の蓄積により脂肪組織に炎症が起きて、がんの発生を促すことが明らかになってきています。
肥満でがんになるとは聞き捨てならない話ですが、そもそも炎症が長く続くと何がいけないんでしょうか。医学的には、赤く腫れて、熱と痛みを伴う症状を炎症と呼んでいます。性格には急性炎症といい、原因とを異常を取り除き、傷ついた体を回復させるための体の自然な反応です。通常はしばらくするとおさまって、元の健康な状態に戻ります。
これに対して、ごく軽い炎症が長期にわたって続くことがあり、これを慢性炎症と呼んでいます。赤くもなければ、痛くもないことがあり、自分ではなかなか気づきません。急性炎症を赤い炎症とすれば、いわば冷たい炎症です。
慢性炎症によって組織がつねに破壊されるため、残った細胞は活発に増殖して、なんとか組織を再生しようとします。しかし、細胞が分裂するときのは遺伝子変異が発生しやすいのでしたね。慢性炎症ではエピジェネティクス変異も起こりやすくなるため、がん化がひそかに進行すると考えられています。炎症が続くと、遺伝子の傷を修復する酵素の働きが低下するようだという指摘もあります。
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どうでもいい、じじぃの日記。
私は後期高齢者(75歳)だ。
あまり、運動もしない生活を送っているせいか老化が進んでいくのを自覚している。
一応、難病(クローン病)で、1.5ヵ月おきに佐倉にあるT病院に通院している。
潰瘍性大腸炎が主に大腸粘膜の炎症を起こすが、クローン病は口から肛門までの消化管全域に炎症を起こす。だいたいが小腸、大腸の炎症だ。
久しぶりに、大腸の検査をすることになった。
6月23日(木)が検査日だ。
前日、下剤(ピコスルファート)を飲んだのだが、全く体が反応しない。
「ウンチもっこり」じゃ、検査にならないだろう、と思って電話をかけてキャンセルした。
7月20日(水)に再検査ということになった。
今度は何とか下剤が効いてくれて、検査を行うことができた。
内視鏡とCT検査を受けた。
まずはCT検査前に、マグコロールPという下剤を水2リットルに混ぜて飲んだ。
CT検査時は体に異常を感じなかったが、急な便意が数回襲った。
次は内視鏡だ。
自分の腸が画面に映し出されて、担当医と会話しながら進行する。
担当医、「かなり炎症がありますね。腸が狭くなっていますね」
自宅に戻ってからも便意が続く。
変な下剤、2リットルも飲んだからなあ。
次回の通院日に、検査結果を聞きに、T病院に行く予定。