じじぃの「知りたくない話・ピエロの恐怖・なぜこんなに不気味なのか!禁断の世界」

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』予告編

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映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開

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映画 『IT/イット

トラウマ!怖いピエロ映画人気ランキング【邦画から洋画まで最新版】(1~2位)

2020-11-20 ランキングー!
https://rankingoo.net/articles/movie/20_131/6

『科学で解き明かす 禁断の世界』

エリカ・エンゲルハウプト/著、関谷冬華/訳 ナショナル ジオグラフィック 2022年発行

パート6 ミステリアスな心の世界 より

#33 ピエロの恐怖 なぜこんなに不気味なのか

2016年夏、全米の各地にピエロが出没し始めた。森の中に潜んでいたものもいれば、一般市民を怖がらせたものもいた。サウスカロライナ州では、子供がピエロの集団に森に誘い込まれそうになったという通報が相次いだ。フロリダ州では、2人のピエロがおのと野球のバットを振りかざして人々を追い回すという騒ぎを起こした。ゾッとするような「ピエロ目撃情報」はインターネットで話題になり、かつてのUFOのような地位を占めるようになった。
まもなく、ピエロは英国やオーストラリア、カナダ、スコットランドでも目撃された。若者のいたずらか、映画の宣伝か、想像の産物か、はたまた悪いことをするために出てきた本物なのかはわからないが、いずれにせよピエロは世界中どこでも「不気味」と表現される。
それにしても、ピエロの不気味さの正体は何なのだろうか。ただゾッとするとか、気持ちが悪いというのではなく、何かをされそうな不気味な怖さがピエロにはある。「銃口を顔に向けて金を要求する強盗は確かに怖いし、ゾッとする。だが、そのような状況をあまり『不気味』とは言わないのではないか」と社会心理学学者で2016年に初めての大規模研究を発表したフランク・マカンドリューは言う。マカンドリューは、不気味さとはあいまいな状況、つまり何か恐ろしいことや自分に危害が及ぶようなことがあるかどうかがはっきりわからない状況に置かれたときに感じる不安だと説明する。
さらに、脅威の正体がわからないときは、私たちの無意識が危険を告げ知らせる。何かがおかしい。危険かもしれない。そこで、私たちの脳はただちに水面下に隠されたつながりを探しにかかる。これを私たちは直感と呼ぶ。直感は身を守る時に活躍することも多い。
それなら、どうしてピエロが不気味だと思われるのだろうか。ピエロは小さな子どもも喜ぶ。まぬけでお気楽なエンターテイナーではなかったのか。科学者はこの矛盾を説明できるようないくつかの説を出している。そして、ピエロ目撃騒動は不気味さの本質を調べる素晴らしい事例研究となった。「多くの意味で、ピエロは奇妙な要素のオンパレードだ」とマカンドリューは見る。
茶目っ気のあるおかしな見た目でありながら、ピエロがどんな人間なのか、作り笑顔の裏側で本当は何を考えているのかが見えてこない。だから、ピエロが不気味に感じられるのは、人間そっくりのロボットのように人間ではないものの見た目に感じる「不気味の谷」現象のせいではないかという研究者もいる。これは、人はある程度人間に似た見た目のロボット(例えばスターウォーズのC・3PO)に好感と共感を持つが、あまりに人間に近付きすぎると嫌悪を感じるようになるという現象だ。派手な化粧、すごく大きな足、奇抜きな髪といった姿のピエロは、人間らしい見た目とは何なのかをわからなくさせる。だから、私たちはピエロに怖さを感じるのではないだろうか。
だが、不気味の谷現象では、ピエロの不気味さを十分に説明できないことも確かだ。1つには、この現象は一般的に見た目が人間に似ているものの、例えばロボットや人形、映画『ポーラー・エクスプレス』で絵本のなかの登場人物のようにCG加工されたトム・ハンクスなどに当てはまる。ピエロはおかしな見た目をしているが、人間でないとは誰も思わない。それにピエロがいつも嫌われているわけではないことも忘れてはならない。不気味の谷現象だけが問題になるのなら、ピエロや濃いメイクですっかり変身した俳優を見たときにいつでも不気味さを感じるはずだ。しかし、「ゆかいなボゾ」やドナルド・マクドナルドのように愛されてきたピエロも大勢いる。子供部屋の飾りつけにピエロはよく似合っていたことを私も覚えている。今からでも試してみて、子供たちの反応――それが無理なら大人の反応――を見ればいい。

二面性を持つキャラクター

いたずら者のピエロは、エンターテイメントと悪ふざけの境界線ぎりぎりのところにいつも立っている。だから、私たちが文学や映画で経験するように、ひたすら楽しそうな昔ながらのイメージは簡単にひっくり返ることがある。1892年にオペラ『道化師』で殺人ピエロは舞台デビューを飾った。さらに、1970年代から80年代にかけて、ポゴという名のピエロにふんしてイベントなどで人々を楽しませていた連続殺人鬼のジョン・ウェイン・ゲイシーや、邪悪なピエロが登場するスティーブン・キングの世界的ベストセラー小説『IT』のせいでピエロに悪いイメージがつくようになった。現在では、ピエロは愉快というより怖いキャラクターとして描かれることが多いようだ。
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ここからは社会心理学の出番だ。「何かがどの程度まで広まるか、どのくらいの恐れを感じるべきかを錯覚させるソーシャルメディアは、騒動の火種に油を注ぐ」とマカンドリューは言う。「子供を殺人ピエロから守ろうという警戒しすぎるという失敗を犯す方が、別の失敗をするよりもましだ。今や私たちは危険信号を聞き取り、メガホンでうわさを広める力を持っているし、その力を使う機会は決して逃さない」
マカンドリューの研究結果を見る限りでは、不気味なピエロが再び姿を現すことは避けられそうにない。そして、ピエロのうす気味悪さがすぐになくなることはなさそうだ。研究を進めているときに、コンピューター科学者のミッシェル・コスシアは不気味だと思う職業についてのアンケートを取った。剥製師やアダルトショップのオーナーや葬儀屋を抑えて1位に輝いたのは、ピエロだった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ネットで「不気味なもの」をキーに検索してみた。
・頭蓋骨
・口裂き女
・ピエロ
・木に吊るされた人形
・般若のお面

それなら、どうしてピエロが不気味だと思われるのだろうか

ピエロって、どこか頭蓋骨を連想させませんか?
ついでに、習近平さんの「サラミ・スライス戦略」というのも不気味です。