じじぃの「量子もつれ・虫の知らせは本当にあるのか?超常現象・科学者たちの挑戦」

Michio Kaku: Humanity in Space

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1gk9iGo0LCg

Do you believe in telepathy? Have you ever experienced it?

Do you believe in telepathy? Have you ever experienced it?

Quora
Originally Answered: Does telepathy actually exist?
Yes, telepathy exists! It is much more common than most people realize. And it occurs not only between individuals but groups of people as well! I will explain.
https://www.quora.com/Do-you-believe-in-telepathy-Have-you-ever-experienced-it

NHKスペシャル 「超常現象科学者たちの挑戦」

2014年3月22日 【ナビゲーター】 阿部寛(俳優)
心霊現象、生まれ変わり、テレパシー・・・。時に世間を騒がす、いわゆる“超常現象”の正体は何なのか?いま、この命題に最新科学で挑もうという世界的な潮流が巻き起こっている。
ムーブメントの背景には、近年の目覚ましい科学の進歩がある。技術の粋を極めた観測装置でデータを集積し、脳科学や物理学、統計学などの最新理論で解析すれば、カラクリを白日の下にさらすことができる。その過程は、まるで手品のトリックが明かされるような、スリルに満ちた知的発見の連続だ。
一方、「生まれ変わり」や「テレパシー」の中には、最先端の科学をもってしても、いまだメカニズムが解明できない謎も残る。科学者たちはその難題にも果敢に挑み、最先端の「量子論」を駆使するなどして、合理的な説明を目指している。先端を極める科学者たちは、「説明不能な超常現象」に新たな科学の発展を予感しているのだ。“超常現象”への挑戦を見つめ、科学の本質に迫る知的エンターテイメント。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140322

『超常現象 科学者たちの挑戦』

NHKスペシャル取材班/著 新潮文庫 2014年発行

第2部 秘められた未知のパワー―超能力

episode4 すべての鍵は、人の”意識 より

テレパシーと「量子もつれ

人間の意識と量子のつながりを暗示するような事例が、乱数発生器(意識が乱数発生器に影響を及ぼすという)の他にもう1つある。それがエピソード3で取り上げた、脳活動によってテレパシーを検証した実験だ。実験では離れた2人の脳の活動がほぼ同じタイミングで変化するような結果が得られた。
実は、これとよく似た現象が量子の世界でも確認されている。量子もつれ(quantum entanglement)と呼ばれる現象だ。量子論の本質を示す、最も重要で不可思議な性質だとされている。2つの量子の片方に何らかの刺激を与えると、同時にもう一方の量子にもその影響が及ぶという状態を「量子もつれ」という。この状態を保ったまま、2つの量子を何千キロか何億キロ引き離しても、互いに同時に影響し合う状態は変わらないというのだ。
量子もつれ」を理論的に提起したのは、あのアインシュタインである。アインシュタインは、その根本に確率論的な性質をはらんでいる量子論を必ずしも許容していなかった。1935年、アインシュタインは同僚のポドルスキーとローゼンとともにわずか4ページ足らずの論文を発表した。3人の著書の頭文字をとって「EPR論文」と呼ばれている。その中で、量子力学には「非局所的な相関性」という極めて常識では理解しがたい性質が潜んでいる可能性を指摘した。その奇妙な性質とは、互いに離れた2つの量子に、測定によって瞬間的に関係が生じることである。この論文で初めて示された非局所的な相関性が、後に「量子もつれ」と呼ばれるようになった。
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もし離れた人間の脳の間で、「量子もつれ」が起きているとすれば、高エネルギーの量子が必要なはずである。もし脳がそんな高エネルギーの量子を発しているなら、とっくの昔に検出されているはずだ。人間同士が量子を利用して情報を交換できることを示す科学的な症候は、まだ何も見つかっていない。
ところが最近、カリフォルニア大学のリッツ博士らは、ヨーロッパコマドリという渡り鳥が、「量子もつれ」を使って渡りに必要な磁気の方向検知をしているという仮説を提示している。生物がまるっきり「量子もつれ」を利用できないかというと、そうではない可能性が示され始めているのだ。
スタンディッシュ博士(fMRIによるテレパシー検証実験を行った人)は諦めてはいない。将来の展望をこう語った。
「『量子もつれ』がミクロレベルで真実であれば、それが脳というマクロレベルでも真実でないと言い切れるでしょうか。私たちの実験は、もしかしたら真実かもしれないと言っているように感じます。検証する価値は十分にあると思います。私たちの常識を超えた発見は、量子でなら説明できる可能性があります。現在は仮説にすぎませんが、私たちの研究が進めばいつかは解明できるでしょう。科学の可能性がどんどん広がっていくのを目の当たりにするのは、とてもわくわくすることです。人間も私たちが考えている以上に大きな能力を持っているはずです。それを考えると、無性に心が躍り、寝てはいられないほどです」
量子論は本当に超能力の謎を解く手がかりとなりうるのだろうか。

虫の知らせ

家族や友人の誰かに死が近づいたり、危険が迫ったりした際に「虫の知らせ」で悟ったという経験は少なからずの人が持っているのではないだろうか。

レイディン博士(乱数発生器の実験を指揮した人)は、こうした「虫の知らせ」を予知能力ではないかと考え、科学的検証を続けている。3回目の訪問の目的は、この予知能力についての実験である。
予知能力は、さまざまな人間の未知のパワーの中でも、特別な意味がある。現在の科学では、時間をさかのぼって情報が伝わることはありえないとされている。つまり、もし予知能力が実在するとしても、それを説明しうるような理論は現時点では全く見当たらないのだ。
これまで述べたとおり、一部の研究者は、超能力の謎を解く手がかりとして量子論の発展を期待している。しかし量子論では、空間を超えた相関性があることは確認されているが、時間を超えた相関性はまだ確認されていない。今のところ、予知に適用できそうな理論は、候補すら見つかっていないのである。予知能力が実在するとなれば、全く新しい物理理論が必要になるかもしれない。
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博士自身は、テレパシーと同じように、予知能力も誰にでも備わっている人間の潜在能力の1つではないかと考えている。
「人間は誰でも、危険を避ける生存本能を備えています。未来を見通す予知能力があるとすれば、そうした生存本能に関係しているのではないでしょうか。私たち人間に、どんな能力が秘められているのか。それを知ろうとすることはとても重要だと思います」

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