じじぃの「ポリエチレンでコーティング・いっけんエコな紙カップの落とし穴!暮らしのSDGs術」

Which Countries Make the Most Plastic Waste?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=VhNNXqUX9Nk

世界のプラスチックごみ排出量ランキング

2015.02.13 グラフストック
ジョージア大学のジェナ・ジャムベック教授の試算によれば、プラスチックごみを世界で最も排出しているのは中国で5908万トンに上る。
アメリカ、ドイツ、ブラジルと続き、日本も世界第5位の排出国となっている。また同教授は海洋への流出量についても試算を発表している。
https://graph-stock.com/ranking/plastic-waste-generation-2010/

『暮らしのSDGs術 : 地球を救う実践版』

ライフ・エキスパート/編 KAWADE夢文庫 2022年発行

7章 一人ひとりが取り組める職場での省資源の心がけ より

いっけんエコな紙カップの落とし穴

オフィスでコーヒーを飲むとき、プラスチック製の使い捨てカップを使用するのはやめましょう。毎日1杯コーヒーを飲むとして、1年で365個のプラスチックカップをゴミにすることになります。出勤日だけの計算でも200個は超えるはずです。
オフィスには、使い捨てでないマイカップを用意しておきましょう。
では、出勤途中にコーヒーショップでコーヒーをテイクアウトした場合はどうでしょう。テイクアウトのカップは紙製なので大丈夫、と考えるでしょう。
しかし、紙カップも環境に負荷を与えています。

まず、「紙カップ」といっていますが、防水性を高めるために内側がポリエチレン等でコーティングされています。ですから、リサイクルはできず、焼却処分されます。

フタの部分はプラスチック製ですが、洗浄すればリサイクルが可能です。
また、「日本の紙消費量は世界第3位!」の項目で触れたように、紙は製造過程で多くの森林資源と水を消費しています。
コーヒーをテイクアウトする人は、フタつきのマイカップを持ち歩くようにしましょう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「紙カップ」の内側はポリエチレン等でコーティングされているらしい。
家庭で使用されているガス管など「配管」も、ポリエチレンコーティングされているのだとか。
配管の場合は、外側の管の腐食止めなので、人体には影響がなさそうだ。
我々は、いっけんエコな世界に生きているのだ。