「Слуга народа（国民の僕）」
ロシア軍の侵攻に対して徹底抗戦を呼びかけるゼレンスキー大統領 （BBC）
人気コメディアンから祖国防衛の指導者に、注目集まるゼレンスキー大統領 ウクライナ
2022年2月27日 BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60543719
ウクライナのゼレンスキー大統領について知っておくべき7つのこと
Mar. 03, 2022 Business Insider Japan
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻の中、リーダーとして国を導いている。
2019年に政界入りし大統領になる前、彼はコメディアンであり、テレビのスターだった。
ウクライナ版『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で優勝し、映画『パディントン』ではパディントンの声優を務めた。
https://www.businessinsider.jp/post-251165
ひるおび！
2022年2月28日 TBS
【レギュラー出演】恵俊彰、八代英輝、江藤愛、立川志らく、出水麻衣、三雲孝江、野村忠宏 【ゲスト】小原凡司（笹川平和財団上席研究員）、廣瀬陽子（慶應義塾大学教授）、佐々木正明（元産経新聞モスクワ支局長）、黒岩亜純（TBS前モスクワ支局長）、中林美恵子（早稲田大学教授）
激化・核戦力含む「特別態勢を」 欧米の攻撃態勢に対抗
2月27日、ロシア・プーチン大統領は、NATOの攻撃的な発言を理由に「国防相と参謀総長に対し、ロシア軍の抑止力を特別戦闘態勢にするよう命じる」と発言。
「核戦力」をちらつかせることで、制裁を強めた欧米をけん制する狙いとみられる。
世界の核弾頭保有数、総数推計1万3080個。
ロシア6255個、米国5550個、中国350個、フランス290個。
ロシアと米国、2ヵ国で世界の核弾頭の9割を保有。
注目 コメディ俳優から大統領・ゼレンスキー大統領の指導力
ウクライナ国民は領土を守ることに非常に意識が高い。
領土防衛隊は領土保全を目的とした一般市民らが参加する部隊で、有事には13万人が活動、週末には木造銃やモデルガンを使って訓練を実施している。
レジスタンス（抵抗運動）に関する法律も今年1月1日に施行している。
首都キエフでは予備兵に銃1万8000丁を配布し、市民に火炎瓶の作成を呼びかけた。
ウクライナ軍当局によると、3万7000人余りが軍に志願し、中には外国から帰国した志願兵や老人も参加している。
連日のように、SNSにウクライナ国民に向けメッセージを発進するゼレンスキー大統領。
ウクライナ勝利が70％、大統領支持が91％とのウクライナでの調査がある。
自身が一番のロシアの敵であると認識しながらもキエフから退かずSNSで発信し市民を鼓舞する姿勢に支持しない理由がない。
23日にはネクタイで会見、翌日にはネクタイなし、25日はラフな格好、大統領府前から祖国を守ると発信している。
ロシアでは下院議長がゼレンスキーは首都から逃げたと言ったのでここで戦ってるとロシアにも示した。
大統領府前で自撮りでキエフにいるということが大事でウクライナ国民が統一していると感じる。
バイデン大統領は危険だから逃げろというがそれも拒否している。
ゼレンスキー大統領は、3年前に41歳の若さで大統領に就任したが、その経歴は異色。
ある時はコメディアン、またある時は歌手、さらに俳優業もこなすマルチタレントとして活躍していたゼレンスキーの大きな転機となったのは、平凡な教師が大統領になってしまったというドラマ「国民のしもべ」で絶大な人気を得た。
その勢いで大統領選に出馬し、圧倒的人気で大統領に就任した。
政治経験ゼロのリーダーが、戦時下の戦うリーダーとして国民に、世界に受け入れられたのは、毎日発信されるメッセージ。
三雲孝江、「大統領の声は力強い。発信力はあるし、言葉の選び方がすばらしい」
黒岩亜純、「ウクライナのいたるところから銃声が聞こえてくる。その危機感から自分はやはり首都キエフに戻ったほうがよいと思ったのではないか」
佐々木正明、「Tシャツ姿やヒゲが伸びた姿を見せることで、士気を高めている」
