じじぃの「いかに生きるか・人新世・ウイルス禍は人間が原因である?倫風」

News Conference for 2021 Nobel Prize in Physics: Syukuro Manabe

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BUtzK41Qpsw

『倫風』 2022年3月号

実践倫理宏正会

令和4年 年頭の辞 【執筆者】上廣哲治 より

ウイルスが人間の社会に侵入したのではなく、人間がウイルスを社会に招き入れたのです。原因は人間の側にあるのです。
温暖化によりシベリアの永久凍土の融解が進めば、そこに閉じ込められていた未知のウイルスが地上に出てくる可能性が高まります。今回の感染症の流行は、次に起こる感染症流行の序曲に過ぎないと唱える学者もいます。
コロナだけではなく、世界各地で起きている自然災害も、人間が原因であることが明らかにされました。
昨年の夏、「気候変動に関する政府間パネル」、IPCC地球温暖化の現状や将来について予測した「第6次評価報告書」を公表しました。
予測に貢献したのが、昨年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんが開発した、温暖化予測モデルです。スウェーデン王立科学アカデミーは、「人類に対する最大の貢献」と高く評価しました。
今でこそ真鍋さんの業績は正当に評価されるようになりましたが、発表当初は懐疑論が多く、温暖化は温室効果ガスとは関係がないと主張する専門家がたくさんいたのです。現在でもなお疑っている人はいます。
数年前までは、IPCCの報告書も及び腰で、「人間の活動による温室効果ガスが温暖化の原因である可能性が高い」という表現にとどまっていました。しかし、今回の報告書で初めて、「人間の影響で地球が温暖化したことは疑う余地がない」と認めたのです。
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10年に一度といわれる集中豪雨や大洪水。永久凍土や氷河の融解も、大型で強い台風もハリケーンもサイクロンも、また熱波が引き起こす山火事や大干ばつも、熱中症も、やがて起こる北極海の海氷融解も、みな地球温暖化が原因なのです。
そして、その温暖化をもたらしたのが私たち人間の活動なのです。
ペストの大流行で私たちは人間中心の考えに目覚めました。しかし、今回のパンデミックでは、人間中心主義の行き詰まりを目のあたりにすることになったのです。
地球の歴史を地層や地質から調べている専門家も、「人新世(じんしんせい)」という考えで同じ結論を導き出しました。
地球誕生から今日までの地球の歴史は、「地質時代」として区分することができます。
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IPCCが温暖化の原因を人間の活動と断定したように、「地質時代」を研究する専門家は、現代は人類が地球のさまざまな変化に影響を起こす主役になったという意味で人新世に入ったというのです。
人類が地球の地下資源を使い、それを燃料として文明を築いてきた。こうした人類の活動が地球に大きな影響を及ぼす時代。この時代を、人間中心の地質時代という意味で「人新世」と名付けたのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2月も半ば、少し春めいてきたかなと思うが、朝夕はまだ寒い。
朝、玄関を開けたら玄関の取っ手にお菓子袋がぶら下がっていた。
お菓子袋に中に雑誌『倫風』とケーキ、チョコと手紙が入っていた。
手紙には、
今週2回もきたのよ。またお風呂にでも入っていたのかしら。
中のケーキ、チョコは私が作りました。チョコは輪切りに切って食べてください。
冬季オリンピックの競技、どんなのを見ていますか。
カーリングとか、ジャンプとか面白いですね。
とか、書かれていた。
パラパラと『倫風』 3月号を読んでみた。

予測に貢献したのが、昨年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんが開発した、温暖化予測モデルです。スウェーデン王立科学アカデミーは、「人類に対する最大の貢献」と高く評価しました。

真鍋淑郎さんは「私は自分がやりたいことをやってきたにすぎない」とか言っていた。
好きなことをやり続けること。
これが一番素敵な人生なのかもしれない、なあ。
女子カーリング
準決勝 スイス vs 日本、スウェーデン vs イギリス (2/18)
お願いします。勝ってね。