「グリア細胞 - 脳の黒衣、実は黒幕!? 鍵はカルシウムシグナル」
日本生物物理学会
我々の脳は1000億個以上のニューロンと、その10倍以上ものグリア細胞から成り立っています。
グリア細胞は、神経細胞の生存や発達機能発現のための脳内環境の維持と代謝的支援を行っています。グリア細胞には神経伝達速度を上げるためのミエリン鞘を作る「オリゴデンドロサイト」、中枢系の免疫担当である「ミクログリア」などがありますが、近年注目を集めているのがグリア細胞の中で最も数が多い「アストロサイト」です(図1)。
https://www.biophys.jp/highschool/A-08.html
死者の脳から記憶を取り出すことが可能に?経験をコード化して記憶する遺伝子マーカーの存在(イスラエル研究)
2018年04月20日 カラパイア
記憶は脳にはっきりと独特な遺伝子マーカーを残すそうだ。
これはイスラエルの研究者が発見した驚きの事実で、その遺伝子マーカーを使えば人が死んだ後でも記憶を取り出すことができるかもしれないという。
この技術は、警察が犯罪の犠牲者の記憶を記録・再生させるという未来への扉を開くものだ。
https://karapaia.com/archives/52258394.html#comments
『21世紀アッと驚く大予言 2030年までに暮らしはこう変わる』
金子隆一・望獲つきよ/著 二見WAi-WAi文庫 2000年発行
遺伝子の完全デザイン――人類を「神」にしてしまう遺伝子設計技術 より
遺伝子工学といえば、もはやすっかり時代の寵児となってしまった感がある。われわれは、遺伝子を組み換えることによってどんな生き物でも作り出せるようになったと一般には信じられているし、事実、毎年さまざまな新生物が市場に送り出されている。
けれども、この業界のことをちょっとでも知っている人ならば、まだまだ今の遺伝子工学など、幼稚園レベルのものでしかないことはよくご存知だろう。
今われわれがやっているのは、単に遺伝情報のパッチワークにすぎない。こっちの情報を切り取ってあっちに継ぎ足し、これとあれとを組合せて、何か役立つものができればOK、しかしその組合せが思いどおりにいかなければ、最近騒ぎになった遺伝子組み換えトウモロコシのように、むしろ有害な生き物ができてしまうこともある。
本当のところ、われわれは、遺伝子というものについて、いまだ何も知らないといっていい。
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おなじヒト・ゲノムなのに、明らかに親子が他の家系の人間と区別されるほど似ていることがある。ならば、顔かたちといったごく個人的な情報も、ちゃんと遺伝しているわけだ。それが、どういう仕組みでヒト・ゲノムのどこに書かれているのか、そもそもなぜ、特定の化学物質の配列が、そんなに細かいことにまで指令できるようになったのか、すべては依然として謎のままなのだ。
もし、将来のいつの日か、われわれが、遺伝子の情報システムについて、その全貌を明らかにできたとしたら、そのとき初めてわれわれは、まったくのゼロから、地球上のどこにもかつて存在したことのない生命を作ることができるようになるはずだ。そして、その頃もしわれわれが、自分自身を進化させることをタブー視する習慣を捨てていたら、それこそどんな形の生物にでも、人工的に進化していくことが可能になる。
最近の研究者たちの見解によると、ある遺伝子のアルファベットの配列が特定のアミノ酸に対応しているのは、単に分子の三次元的な凹凸の形がうまくかみあうから、というのが本当の理由らしい。
分子の形が情報の内容を決める、というのが、遺伝子の世界の普遍的な原理だとしたら、おそらく、その先にこそ、われわれが本当に知りたい遺伝子の秘密がすべて秘められているに違いない。
私の個人的な感触では、2050年までにはそのレベルに到達しているものと思われる。
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どうでもいい、じじぃの日記。
記憶のメカニズムがよく分からない。