じじぃの「ギラッファティタン・巨大なキリン!学名で楽しむ恐竜・古生物」

Dino Dan | Best of - Long Neck Dinosaurs

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-xVzTEN5Tbk

亜種?希少種? かつてブラキオサウルスだった恐竜達 「ジラファティタン」

●巨大恐竜界のスーパースターを襲った大事件
1900年の発見から、ブラキオサウルス竜脚類の顔として、今日まで高い人気と知名度を誇っている。
特に、ベルリンのフンボルト博物館に展示されている骨格は、世界最大の骨格として有名である。
https://kusanomido.com/study/fushigi/dinosaur/45315/

『学名で楽しむ恐竜・古生物』

土屋健、芝原暁彦、谷村諒/著 イースト・プレス 2020年発行

巨大なキリン ギラッファティタン((Giraffatitan) より

タンザニアに分布する中世代ジュラ紀の地層から化石が見つかっている植物食恐竜です。
小さな頭、長い首、太い胴体に柱のような四肢、そして長い尾をもつ竜脚類の一種。前脚が後脚よりも長いことが特徴の一つです。全長は22メートルに達しました。

キリンとはちがう首

ギラッファティタンに限らず、竜脚類のほとんどの種が長い首をもっています。同じく長い首をもつキリンを連想してしまうのも無理はないでしょう。
しかし、竜脚類の首とキリンの首では、決定的なちがいがあります。キリンの首を構成する骨(頸椎)は、7個だけです。これは哺乳類に共通する特徴で、私たちヒトの頸椎も7個です。キリンの首が長いのは、個々の頸椎が長いためです。
一方、竜脚類の頸椎は種によって個数がちがいます。つまり、竜脚類の首が長い理由は頸椎が多いためなのです。

ブラキオサウルスとの関係

ギラッファティタンは、かつて「ブラキオサウルス(Brachiosaurus)」と呼ばれていました。……このように書くと、アパトサウルスブロントサウルスの関係を思い起こす人もいるかもしれません。
しかし、ブロントサウルスとは異なり、ブラキオサウルスの名前は消えていません。もともとブラキオサウルス属には、「ブラキオサウルス・アルソィソラックス」と「ブラキオサウルスブランカイ」などの複数種がありました。
このうち、「ブラキオサウルスブランカイ」がブラキオサウルス属から独立し、「ギラッファティタン・ブランカイ」となったのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
キリンの首はなぜ長いのか?
ポール・ナース著『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』という本によれば、突然変異によるものらしい。

キリンの長い首の場合、首の骨格と筋肉が微妙に変化した変異型がランダムに出現し、累積したことで、キリンの先祖の一部が、僅かに高い枝に届くようになり、葉をたくさん食べて栄養を多く摂るようになったのだと推測できる。

われわれ哺乳類の場合は首の骨は頸椎はすべて7個で、個々の頸椎の長さが違うだけなのだとか。
恐竜の場合は、見た目が同じでも、種によって頸椎の個数が違うのだそうだ。
同じ人間でも見た目が利口そうに見えても、おバカがまぎれ込んでいるとか。
(例えがいいのかどうか 私のこと (^^;; )