じじぃの「テトラポッドフィス・4本足のヘビ!学名で楽しむ恐竜・古生物」

The Great Snake Debate

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=gIvrGtgVtr8

ナジャシュ 後ろ足があるヘビ

9500万年前の「足のあるヘビ」の化石が進化の定説を覆す

2019年11月22日 GIGAZINE
「ナジャシュ・リオネグリナ」は2006年に発表された論文で初めて存在が明らかになった「足のあるヘビ」です。
当時の発掘では、約9500万年前の断片化した頭蓋骨と共に後ろ足の骨が発見されました。ナジャシュは多くのヘビのように砂漠に生息するのでなく、海洋に生息するという点でもメディアの注目を浴びました。
ナジャシュの頭蓋骨から、ヘビの祖先はコモドドラゴンのような大型のトカゲに近かったと考えられています。また、これまで「足のあるヘビ」は足のない姿に適応するまでの過渡期にすぎないと考えられてきましたが、今回の研究で7000万年にわたって足を持っていたことも示されています。
https://gigazine.net/news/20191122-cretaceous-legged-snake-najash/

『学名で楽しむ恐竜・古生物』

土屋健、芝原暁彦、谷村諒/著 イースト・プレス 2020年発行

4本足のヘビ テトラポッドフィス より

ブラジルに分布する中生代白亜紀前期の地層から化石がみつかっている爬虫類です。最古級のヘビとも、ヘビに近縁のグループに属するものともいわれています。全長20センチメートルほどで、長い胴体に小さな四肢がありました。

ヘビの進化

ヘビ類には、足がありません。しかし、もともとヘビ類はトカゲのような姿をした爬虫類から進化したと考えられています。
ヘビ類の進化を考えるうえで、「重要種」とされる爬虫類がいくつかあります。テトラポッドフィスもその1つです。
テトラポッドフィスが最初期のヘビ類、もしくは、それに近い種であるということが正しいのなら、ヘビ類は足を消失する前に、胴体がひものように長くなっていたことがわかります。また、テトラポッドフィスは陸棲(りくせい)種ですから、足の消失に繋がる進化は陸で起きた可能性が高いことがわかります。この場合、陸で穴を掘る際に足が不要だったともみられています。初期のヘビ類は地中で暮らしていたのかもしれません。

テトラポッドフィスの”次の段階”とみられるヘビ類の化石もみつかっていて、その化石には前脚がなく、小さな後ろあしだけがありました。ナジャシュがその1つです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ヘビはどうして足を無くしたのでしょうか。
大体、その姿から元々トカゲだったのだろうと想像がつきます。
ヘビは、「生命の力」の象徴とされ、「知恵」の象徴と言われています。
ヘビを「悪魔」とみるか、「神の使い」とみるかは、あなた次第です。