じじぃの「ノーベル賞を逃がしたハッブル・遺体を埋葬しないようにとの遺言?宇宙の終わりに何が起こるのか」

Dr. Edwin Hubble Changed Our Views of the Universe | Video

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L7_ZdG2gZrc

Edwin Hubble

Where is astronomer Edwin Hubble's body?

UnresolvedMysteries
I'm reading a book in which the author makes a brief, one-line mention that upon his death in 1953, Edwin Hubble's wife did not hold a funeral and no one knows where his body wound up. Intrigued, I looked into it.
https://www.reddit.com/r/UnresolvedMysteries/comments/5waejc/where_is_astronomer_edwin_hubbles_body/

ノーベル物理学賞は気象で真鍋先生ですと!

2021年10月6日 Yahoo!ニュース
2021年度のノーベル物理学賞は、宇宙論でも素粒子でも物性やデバイスの開発でもなく、気候変動つまりは気象学の3人に与えられました。地学は物理学賞にならないというのが定説だったのと、地球温暖化という国際問題に絡むということ、さらに手法として純粋なシミュレーション、そしてなにより日本の愛媛県出身で東大で学位をとった真鍋淑郎先生が受賞したことが大きく取り上げられておりますな。
ノーベル物理学賞は、1901年にレントゲンがX線の発見で受賞して以来、基本的に基礎物理学に与えられてきました。こういうのをチェックするには wikipediaが便利なのですが(私は理科年表の後ろの方を使いますけど)、20世紀初等では、新しい現象の発見や、様々なことを調べる画期的な実験技術の開発が受賞理由にズラリと並びます。1909年の無線技術とか、1912年の灯台のガスの自動調整器なんてのもありますが、X線放射線、電視、量子、原子核といった言葉がズラズラ並べます。
天文学も受賞とは無縁で宇宙の膨張を示すハッブルの法則を見つけ、ハッブル宇宙望遠鏡の名前の元になっているエドウィン・ハッブルも受賞していません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8c68f11f66ce8d9e9f6fb3e4dee4fcb1f9f614

『宇宙の終わりに何が起こるのか』

ケイティ・マック/著、吉田三知世/訳 講談社 2021年発行

第9章 エピローグ より

宇宙論的な意味で「存在が消える」

宇宙の最期についてじっくりと考え、最終的には、それが人類にとって何を意味するのかを甘受しないわけにはいかないだろう。マーティン・リース(イギリスの宇宙物理学者)の考えは悲観的すぎるという立場を取るにしても、どんなタイムラインにせよ、ある有限の時点で、私たちの種としてのレガシーが……、停止してしまうポイントが必ず訪れる。
自分自身の個人としての死を受け入れるために、レガシーに基づいてどんな合理化をしようが(子どもや優れた業績を残すことができる、あるいは、世界をなんらかの意味でよりよくした、など)、そんなものはどれも、「万物の究極の破壊」を生き延びることはできない。
どこかの時点で、宇宙論的な意味で、「私たちが存在したことがある」ということなど、意味がなくなっているだろう。宇宙は、冷たくて暗い空虚な空間へと薄れていく可能性がどちらかといえば高く、私たちがおこなったすべてのことは、やがて完全に忘れ去られるだろう。それを、私たちはどのように受け止めるのか?
ヒラーニヤ・パイリス(イギリスの宇宙物理学者)は、その感情を「悲しい」とひと言で表現する。「気が滅入ります」と彼女はいう。「他に何をいえばいいのか見当もつきません。講演をしていて、宇宙の運命はおそらくこうです、という話をするんですが、聴いていた人たちが泣くことがあります」。
それは、いままでとは違う観点に立とうという動機になる。「宇宙が、多くのことが起こる非常に興味深い時代をもたらしたことに、私はとても心引かれます」とパイリスはいう。「ですが、はるかに長いあいだ、完全な暗闇と冷たさに直面することになるようです。恐ろしいことです。そのことから考えると、私はほんとうに、このことをわれわれが初めて理解しつつある、この数年のあいだに宇宙論の分野にいられたのは、とても運がいいと思います」。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ケイティ・マック著『宇宙の終わりに何が起こるのか』を読んだ。

ビッグバンは一度限りの出来事だったのだろうか? それとも、1つの激しい転換点にすぎないのだろうか?

あの「ハッブル定数」(宇宙の現在の膨張率を表す定数)で有名なエドウィン・ハッブルさんはノーベル賞を受賞していないのだとか。
「遺体を埋葬しないように」という遺言だったそうで、ハッブルさんのお墓はないのだそうです。
何となく、ノーベル賞を受賞していたら、と思ってしまいます。